2023/03/31

ちょっと歩いてみようかと思いまして

暖かくなって庭の畑もいろいろ育ってきました。
先週は椎茸にとっては恵みの雨がたくさん。
しっかりと大きく育ちました。
バターと塩麴で炒めてみましたよ。
椎茸の上にのせたのは、
こちらも収穫したエシャレットの青いところ
タケノコも顔を出し始めたようで、
うっ、これから炭水化物が続くのが予想される…

さて昨年来行きたいと思っている温泉場があるのだが、
そこが最終交通機関から徒歩1時間半という。
多くの人がネット上でそんなに大変ではないというが
まぁとりあえず靴だけは買っておこうと昨年購入。
購入しただけで履いて歩いていないままだった。
ちょいと靴慣らしをしておこうと思い、
箱根を歩いてきましたよ。
箱根湯本から1号線(旧東海道)を畑宿まで。
1時間半かかりました。

私はあまり写真を撮る人間ではないので
このようなものしかありません。
車道とこのような歩道も歩いたのだけれど
カメラにおさめなかったが実は難所がひとつあった。
川を渡らねばならなかったのだが、
そこぉ!! 撮ってないっ!
幅40センチくらいの丸木橋があるのだが、
そこへ行くまでの足場となる岩を探すのに必死であった。
足を滑らせたらボチャンなのだ。
ここで自分が年をとったことを実感した。
昔の私だったらひょいひょいと行っただろうなぁ。
本当に『これが年をとるということなのだ』
と岩の上で悟ったのでした。

畑宿で力が尽きてしまい
バスの時刻表を見たら、あと10分で下りが来る。
それを逃すと30分後になるのでそれを待ちました。
箱根湯本までバスで10~15分・・・
なんだ・・・そんなものか・・・

ここまで歩いたのだから近く
畑宿から芦ノ湖までチャレンジしたいと思う。
でもその前に近場、鎌倉アルプス。

2023/03/20

池波が憂いたこと

池波正太郎の『食卓のつぶやき』というエッセイに
池波氏の曾祖母が殿さまの奥女中をしていて
そのお仕事が「お袴たたみ」というものだったと書いてあった。
ほうっ、袴をたたむ専門職かぁ。
もちろん他にもお仕事はあったであろうけれど

つい先日親族と話をしていて、
私の父の叔母は戦前、昭和のはじめ
三井に奉公していて
車から降りてきたご主人から
「ゴルフバッグをおろすよう」
言われたというエピソードを聞いた。
昭和のはじめ、ゴルフバッグ。
なんだ? これは。
だったという。

三井と言えば鎌倉の夫の実家の前が
三井の番頭さんのお宅だったのだけれど
私は何度も夫からこちらのお宅には
雨戸の開け閉め専門の人がいたと聞かされている。
番頭さんよ、番頭さん。
きっと番頭さんなんてたくさんいたのでしょうね。
その中でもえっらくお金持ちなのね。
ほうっ、と感じつつ池波エッセイを読む。

このエッセイは晩年の池波が書いたものだが
他にこのようなことも書いている。
「いまの日本の食糧のゆたかさ、料理店の豊富さ
 そして、料理店案内の本が飛ぶように売れている
 という世の中になったが、これは、近い将来に、
 人間たちがおもうように食べられなくなる前兆のような気がする」

幸い食糧難など経験のないままこの年まで生きてきた。
むしろ世界中のおいしいものを選んで食べられる豊かさ。
これが普通になってしまった生活。
考え直さなくてはいけない時代に入っていると思います。 

2023/03/18

今月マチ子車検です

今月マチ子を車検に出す。
何年乗っているだろうな、マチ子。
販売店の担当者が昨年代わって若い女性になったが
「私より年上だ・・・」と言っていた。
先日、車検前にちょっと見ておきたいというので連れて行く。
とにかく古い車だから車検でたとえば部品交換とか
何かが見つかるとそれを探して取り寄せとなると
モノによっては時間がかかるし
再度交換のために入院させることになる。
整備士の数も削減されているらしく
効率よく工場を動かしていくにも
車検の前にちょっと見たいというわけ。

待っている間、電気自動車を見せてもらった。
ボンネット内は信じられないくらいコンパクト。
なにか支障があってもマチ子みたいに
部品交換というより、部分交換みたい。
こうなると本当に技術を持つ整備士さんはいらないのか。
だからこそマチ子みたいのは工場に行くと
整備士さんが喜んでくれたりするのです。

とにかくカーナビもない、鍵穴に鍵をさしてドア開け
(しかも壊れているけれどラジオとカセットプレーヤー!)
というマニュアル車に乗っているのだ。
前回の車検の時だったか、代車を出してくださるのだが
私が現代の車を操ることができるかと思うのだろうか。
「乗れますか?」「わかりますか?」と聞かれ
(内心、ちょっとムッとしつつ)
「ときどきレンタカーで新しい車運転するの。
 だから大丈夫だと思いますよ」とニッコリ。

マチ子はまだまだ若いです。

2023/03/15

お尻は大切

日曜日朝の健康情報番組『ゲンキの時間』で
お尻の筋肉(大殿筋)のことやってました。
常日頃「女はケツである」というケツ論持論の私。
大殿筋は日常の動作のうち
立ち上がるとかでは使われるけれど
意識しないとそんなに使われていないらしい。
ちょっと驚いた。

番組では「理想的なお尻」「ぺたんこ」「でっ尻」
骨盤の傾斜で判断し3つに分類していた。
自分がどのタイプか調べるやり方もやっていたが
自分がどのタイプかわかることはあまり重要でないかも。
鍛えておかねば将来のリスクは増す。
寝たきりになるとか、腰部脊柱管狭窄症とか。

このことをお世話になってる整体の先生にお話すると
やはりどのタイプかは問題でなく柔軟性が大切なのだってさ。

ジムに気が向くと行っているが
もっぱらケツ鍛えばかりの私。
それはこれからも継続していきたいと思います。

そうそう、それで先生のおっしゃるには
「でっ尻は集中力があると言える。
 でもそれが堅いとヒステリックにつながる」
ということだそうですよ。

2023/03/14

大根の葉の使い道

鳥インフルエンザの影響で卵が高くなり
大好きな卵かけご飯は贅沢品となった。
ときどき作るインスタントラーメンにゆで卵のせると
「わっ、今日は卵がのっているじゃないか!」
と感嘆の声。
これからの時期楽しみにしている三つ葉の卵とじも
みょうがの卵とじも今年は回数を減らせねば。

さて新しい発見、大根の葉の使い道です。
今まで醤油ベースの味付けで炒めてご飯のお供
またはゆでて冷凍保存でした。
数か月前お好み焼きでキャベツ代りにしてみたら
シャキシャキッとおいしくいただけたのでした。
(スマホの影がはいってしまいましたが)
基本的に材料はそう変わらないので
それでは餃子もいけるのではないかとやってみた。
はい、正解。
黙って出されても大根葉とはわからない。
(私はかなりの味覚音痴なので)
やけに緑、緑している餃子だと思うだけです。
畑で大根たくさん収穫しておられる方は
きっとご存じだろうかもしれないけれど
私は大発見だと思っている。
(大根はほぼべったら漬けとなる)
機会があったらやってみて。

2023/03/10

買い物の相談

久しぶりにユニクロの店内に入った。
なんだかやけに大きな女性の声がする。
その女性はメンズエリアで
ベビーカーを押しながら電話で話をしていた。
「白がいいっていっていたよねぇ」
「こんなのがあるけれど」
と右手に服のハンガー、左手のスマホでかざす。
つまりテレビ電話ですな。

電話しながら買い物している人は珍しくない。
まったく買い物と関係ない話をしている人もいるが
よく見かけるのは奥様に買い物頼まれて
探しているものがなくて相談してるご主人とか。

実況中継・ベビーカー付きはびっくりだった。
便利な時代といえる。
部屋着みたいなものを選んでいたから
自身が行かなくてもよかったのだろう。
だんなさん、忙しいのだね。
しかし我が物顔だったな、奥様。
かなり大声だったよ。
そんなこともう夢中で気づいてなかったね。
私だったらやはりはずかしい、
みっともないと思ってできないわ。
私も買い物の際中相談することはある。
その9割以上が魚屋さんで物色し
魚屋からいったん外に出て道端でショートメール。
ニシン○○円、イワシ○○円、
カツオ初物ででました、○○円、てな感じです。

2023/03/08

カラーが咲いてしまった

生徒の就職や進学先が決まり
季節を感じさせてくれています。
だが、3月だというのにカラーが咲いてしまったよ。
私にとってカラーは初夏の花なのだけれどどうなのだろう?

気持ちと時間に余裕が出きたので先月から今月は読書邁進。
読書はストレス減少効果もあるそうですよ。
そうなのだけれど、初めて接する作家本を読むとき
文体になかなか慣れずに読み進められなかったり
また図書館に予約していた本がようやく巡ってきて
取りに行ったらそれが5~600頁だったりすると
かなりハードな読書になることもしばしば。
このようやく巡ってきた本というのは
つまりは私の後にも大勢予約している人がいるから
貸出期間は2週間。
その間に読むためにがんばらねばならない。
夫も読むとなると一人1週間、かなりきつい。

その中ですごかったなぁと思う1冊は本屋大賞にもなった
『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬著)
この作家さん、これがデビュー作なのですって、すごい文筆力。
彼が書きたかったことはエピローグに集約されていると思うけれど
このエピローグのために長い長い小説を読まねばなりません、
っていう本です。
第2次大戦の独ソ戦争が背景ですが
同じ時代が背景の本で、こちらはポーランドのことですが
『また、桜の国で』(須賀しのぶ著)
昨年読んだ本の中で一番と言える小説。
いずれもまだ終結しないウクライナ侵攻に
どうしても思いがいってしまう・・・
そんな大作2つでした。
今も600頁本。1週間で読めるかなぁ~

2023/03/02

3月に入ってしまった・・

3月になってしまいました。
昨日頃から山ではうぐいすが頻繁にさえずってますが
まだホ~ホケキョにはいたっていません。

右指の親指pと中指mの爪がかけました。
この冬は12月に人差し指iもやられて
でも1月末のニューイヤーコンサートまでには
何とかなったのだけれど
2月に入って2本。
mはアロンアルファで凌いだよ。
2月26日は加藤先生のところで研究会があったので
とにかくそれまではアロンアルファの世話になり
家事も先延ばしにしてました。

ず~っと気になってストレスになりかけていた
換気扇もようやく終えました。
私の仕事は「ながら仕事」が多く
それは居住空間が狭いからできるのだと思っていますわ。
薬剤にフィルターつけ置きしながら掃除機をかけるとか。
我が家の暖は上にやかんがのせられる石油ストーブだが
日々天気予報で寒さチェックをし、
家でやらねばならいタスクを考え、
つまりストーブで何かを煮ながら仕事するっちゅうことです。
トマトソースを大量に作るとか
ピール作るために夏みかんの皮を煮るとか
とにかく多くが「ながら仕事」です。
マーマレードもようやく作っております。
でもパンもヨーグルトもそんなに食べないので減らない。
上手に作れないので差し上げることもできない。

さて、話変わりまして、昨年からのマイブームお菓子はこちらです。
普通のルマンドより数段おいしい。
もう普通のルマンドには戻れないぞ。

おまけの写真。
庭の青梗菜が豊作で、豚のひき肉もあったから
ゴマ担々麺作った。おいしかった。
おいしかったけれど、もしかしたら似て非なるものだったかも。
まぁいいか。

写真ないけれど、今年もべったら作りに励んでおります。
今年はお隣、K先生畑の大根よ、皮は切り干しになります。