2026/02/12

3か月前の話の続きです。

学校に現れた修行のお坊さんでない方の
もう一人のお坊さんは先にも書いたように
建長寺境内にいくつかある塔頭の〇〇院の住職であった。
父と衝突して家出して行くところがない兄に
私は軽くこの塔頭を勧め兄はそこで数日間生活していた。
そんなこともあり、私たち兄妹は当時頻繁にここに出入りしていた。
私とその住職はたぶん10歳くらいの年の差があった。
冗談に「三七子ちゃん、あと10年くらいして
まだ二人とも結婚してなかったら結婚しようなぁ」
などと言っていたのだがぁ~

彼は一目惚れされて、あっという間に結婚してしまった。
本当に一目惚れされてしまったウソのような話であった。
彼の友だちが「好きな女性だ、会ってほしい」と
彼女を連れて塔頭に来たのだという。
そして、なんと、女性は建長寺から北鎌倉までの帰り道
その男性を振り切って戻ってきたと。

びっくりしたなぁ。10年後の私は・・・、
いやいや、そんなのはどうでもよろしい。

結婚なさる直前のその年の大晦日
彼はNHKの『ゆく年くる年』の除夜の鐘をつく中継で
その役を任され、私たち兄妹、そしてこのフィアンセ
他にもどなたかいたかもしれないが
その塔頭でテレビを見て年を越しました。
どうしておられるかなぁ。
会いに行ってみようかなぁ。 

2026/02/10

山下氏は鎌倉へも演奏に来てくださった。

 ギター界ではすでに皆様ご存知のことですが
1月末にギタリスト山下和仁氏が他界されました。
同世代の方なこともありその訃報に衝撃を受けました。
ギター界にほんの足先しか入っていない私なのですが
それでも少しばかりの思い出があります。

初めて生で、日本人演奏のアランフェスを聞いたのも
山下氏であったかと思います。
1990年5月に鎌倉で2夜連続のコンサートがありました。
プログラムがこちら。
鎌倉なんかに来てくれる!! 2回も演奏する!!
「展覧会の絵」も弾いてくれるというので兄も誘った。
ピアノが何よりの趣味という兄。
「展覧会の絵をギターにした」ということは知っていたが
妹の私の目から見ていて、兄は
「すごいことだけれど、けったいなことでもある」
と思っているように見て取れた。
「行く、行く。平太(兄の親友でやはりピアノ曲好き)も誘う!」
ふたりが楽しんで帰ったのは言うまでもない。

私の師匠が山下氏の父上(山下亨氏)と交流があることもあり
1日目の夜に打ち上げを企画して和仁氏となごやかに会話した。
写真でしか知らないから『まじめそうだな、堅そうだな』
と思っていたがお酒も楽しまれ、すっごく気さくな方だった。
一番印象に残っているのは、なんと
「弦の張り替えはどのくらいでしているのですか」
という質問に「毎日」と。
ええっ?! 毎日?!

2026/02/05

あぁ、ゴメンナサイ。女雛に円形脱毛

節分も過ぎたのでお雛様を出した。
(今までも何度かブログ掲載したが、こちら正面)
で、女雛様が円形脱毛症になっていた。ガ~ンである。
(ガ~ンは死語?)
真上から撮りました。
お雛様は毎年出しているが今年初めて気が付いた。
防虫剤を入れねばいけなかったのか…
とにかくかわいそうなことをしてしまった。
ひたすら、ひたすら、ごめんなさい。

2026/01/26

うるがす

寒い日が続きます。先週のNYコンサートも無事終了。
充実した1月であったかと思います。
ところで私の好きな本に「翻訳できない世界のことば」
というのがあります。

外国の単語を自国語に訳すときに
一言では表現できない言葉を集めたもの。
日本語からは「こもれび」「ぼけっと」などが紹介されています。
私が好きな言葉は「モーンガータ」(スウェーデン語)
「水面にうつった道のように見える月明かり」のこと。
ちょっとおもしろいのとして
「シャツの裾を絶対にズボンの中に入れようとしない男の人」
という単語「コティスエルト」(カリブ・スペイン語)。

さてそこで、先週のコンサートの打ち上げの席で
上記のような(?)標準語にない一つの方言を教わりました。
忘れないよう、日常的に使えるよう書き留めておきたい。
どのような会話の中でそれが出てきたのかというと
「夫婦は些細なことでもめる」
という話であったかと思います。

「家事をしてから練習をするか、練習をしてから家事をするか」
「食器洗ってからギターを弾くか、ギターの後に洗うかとかってこと?」
「そうそう、片付けが練習後でもいいから
 せめてご飯茶碗は水につけておいてほしいよねぇ」

これです! 食器を水に浸しておく。
東北ではこれを「うるがす」というのだと教わりました。
これは変じて「いったん保留にする」とか「先延ばしにする」
という時にも使えるそうです。

先ほどご紹介した「翻訳できない世界のことば」
中の絵もすごく素敵でプレゼントにも最適ですよ。

2026/01/08

新年おめでとうございます。

 新しい年をどのように迎えられましたでしょうか。
年末年始は面白いTVもなく
(昨年はふてほど、一昨年はVIVANTなど見ていた)
おせち料理も作らず、たまった新聞を読み
バタバタと過ごしておりました。

1月18日(日)日本・スペインギター協会主催
第52回ニューイヤーコンサートに昨年同様
青木先生とのデュエットで演奏いたします。
昨年10月に開催したコンクール受賞者5名の演奏
そして会員有志による楽しいコンサートです。
お近くの方もそうでない方もよろしければお運びください。

結局グダグダし、それなりに食べてしまったので
体重も増えてしまい、気休めにジムへ行く。
イントラの男性が私には少しブルーが入っているように見える
なかなか良い色に髪を染めていたので
「きれいに染まっていますね、何色っていうの?」
と聞いたらば「シルバーです」という。
「えっ? シルバー? やだっ、あと30年すれば
 いやでもシルバーになるのだか今しなくても・・・」
と軽口を言ったら
「家系的にシルバーにはならないんです。
 むしろなくなっちゃう方です」
まだ20代の前半、にこやかに言ってはいたが
とっさに何も言えず苦し紛れに
「白髪でなく、なくなる…の。そちらですか。
このようにお話になるのは覚悟ができているということね」
みたいなことを言ってしまいました。

今年も毎朝のラジオ体操をなるべく休まず続けたい。

2025/12/31

今月も今年もいろいろありましたが

 12月のこんなことがありました、というお話。
13日土曜日の夕方、といってもそんなに暗くならない時刻。
夫が「鳩が鷹みたいの襲われた」と言う。
(鷹なんてこの辺にいる?)と思ったが、
それでその後どうなったかと聞くと
昔使っていたサッシのガラス窓が家の裏に立てかけてあり
その隙間に逃げ込んでじっとしているというのだ。
その日は寒い日だったので、ぬかとか米とかを置いて
風が通ると寒いからお酒の空きビンにお湯を入れて湯たんぽ
それとタオルでちょいと風よけをしておいた。
襲われて弱っているから翌朝には死んでいるのでは
と私はとても気になっていたのだが翌朝夫がすぐに確認。
米とか食べたらしく「大丈夫そうだ」と言って出かけてしまった。
とはいえ、12時間以上ここにじっとしているわけだから
(動けなかったら病院かなあ)と休日営業の、
しかも鳥の診察をしてくれる獣医を私は検索していた。
11時ころ覗いてみるとやはりじ~っとしている。
しかし30分後再度確認したらいなくなっていた。
(なんだ、歩けたのかぁ)

2時間以上経った午後、庭へ出ようと玄関を開けた。
すると下へ降りる階段の途中にその鳩がいた。
ありゃ~、どうしたの? やっぱり具合悪い?
しかしそこに居られたら私は下りれないなぁ。
数分おきに様子を見ると彼は(彼女か?)一段ずつ下りて
しかもその都度じっとしていた。
御礼でも言いに来ていたのだろうか・・・。

そして「そんなことがありました」とお隣に先日話をしましたら、
なんと、彼(彼女?)を襲う前の鷹が
防犯カメラに残っていたというのです。
チャッピーに画像を送り、なんという鳥かたずねると
「ツミ」(漢字では「雀鷹」と書く)という猛禽類と教えてくれた。
あれから2週間、鳩のその後は気になる。
どうでも良いことですが、私もチャッピーやコピロット相手に
時々楽しんでおります・・・
皆様、良いお年をお迎えください。

2025/12/10

11月のうれしかったこと

 先日嬉しいメールが届いた。 
20年くらい前の教え子からのメールである。
当時高校生だった彼、関西の大学へ進学することになった。
何年くらい通っていてくれたのかなぁ。
彼のメールによると2006年まで通っていてくれたらしい。
「禁じられた遊び」を今でも時々弾くとメールにあった。
とにかく関西行きだから当然ギターはやめることになった。
1人暮らし、自炊、と話していたので
入学祝にオーブントースターをプレゼントした。

その後2011年の正月に尋ねてきてくれた。
その時は修士課程にいて、どんなことを専門とし
こんな事をやりたいと思うとその辺の知識のない私に
非常にわかりやすく説明してくれた。
私は読書記録を「読書メーター」に残しているのだが
その存在を教えてくれたのは彼であった。

その彼が11月にメールをくれて、
結婚し、ひとり息子がいること、11月末にもう一子が誕生すると。
つまり今は二人のお子様の父上なのねぇ。
トースターは2020年までつかっていてくれたらしいよ~ん。

レッスン時に私が話したこと(ギターのことでなく!)を
いろいろと吸収してくれた素晴らしい生徒でした。
こういうことがあると素直に、本当に素直に
まっすぐうれしいです。はい、幸せです。
先生していてよかったと感じてます。
ご実家に帰られたらばばぁになった私に会いに来てくださいませ。