2026/03/02

ラッキーアイテム

毎朝めざましテレビの星占いをチェックしている。
2月は父の命日もあって墓参に行こうと思っていた日
ラッキーアイテムが「由緒ある寺院」とあった。
あらぁ~今日行くわ。由緒ある寺院。
もう残り少なくなった庭の水仙を切り
電車に乗って池上本門寺さんにひとり出かけた。

星占いで表示されるラッキーアイテムを見るのが好き。
まぁどうせいい加減だろうとは思うが(失礼!)
よくまぁこれだけ思いつくなぁと感心している。
由緒ある寺院さえも今日のラッキーアイテムにされちゃう。
恐れ多い。

墓参にはマチ子に乗っていくこともあるが
今回は久しぶりの歩き。
いつも行くお花屋さんは閉店となり
そのすぐ隣のお蕎麦屋さんもなくなってしまった。
まさかっとびっくりであり残念である。
気を取り直し元気に石段を登っていく。
96段あるらしいが少ししんどい階段。
うん、日々のトレーニングの成果がここに出る!
まったくペースを落とさず一気に登る。

いつものように需要文化財の五重塔の前を通り墓参をすませ、
いつものようにあっさり帰ろうかと思ったが
(そういえば、前回は幸田文さんの墓参もしたね)
今日はひとりということもあり、
本堂にお参りして帰ろうと思った。ラッキーアイテムだし。
(本堂は正式には大堂、祖師堂というらしい)
こちらのお参りを終えふと右手を見ると霊宝殿というのがあり
本門寺の狩野派展』という看板を見つけた。
拝観料300円と、まぁなんとお安いことと迷わず入る。
説明書を読むと本門寺は狩野派の菩提寺なのだってさ。
これ、毎年開催されているとのことで
今回は狩野四家あるうちの木挽町狩野家を中心に展示している。
へぇ、本門寺さん、こんなお宝も持っているのかぁ。
一室しかない展示場ですが、しっかり満足。
まさにラッキーアイテムとなりました。

あっ、木挽町。
映画『木挽町のあだ討ち』も観ました。
数年前に本を読んだとき、すぐに映画化が浮かんだ本。
映画化を想定して書いたんでないかとさえ思った。
(と、2回も読んでいるがやはり忘れている)
で、映画ですがテンポよく、
たいへん楽しくできていました。
原作にはなかったおもろい展開もあり
エンディングの椎名林檎の音楽も良かったです。
役者さんたちもそれぞれ適役だった。
なかでも女優の二人、イモトアヤコと沢口靖子。
イモトも女優として十分やっていける人だと思ったし
沢口は奥ゆかしくも強い心をもつ母親を
短いシーンだが重みのある演技をしていて
ちょっと、いやかなり見直しました。
本も傑作、映画もけっさく。

2026/02/25

オコジョが好き

オリンピックが終わったね。
私もりくりゅうに何度も涙しました。
フィギュアは解説のお三方の評価も高かった。
私は現役のころから町田樹氏が好きであった。
今回の解説、曲や技術の説明、
言葉の選び方もすばらしかったと思う。
男子フィギュアは高橋大輔氏も好きだった。
今回こんなにフィギュアが盛り上がったおかげで
過去の彼らの演技もたくさん観る機会があり
つくづく高橋大輔のステップは今でも世界一だなぁ
などと思いながら観ていた。

映像はないが、我々の世代のフィギュアの一番古い思い出は
かわいいかわいいジャネット・リンです、ねっ。

日本の最初金メダル、スノーボードのビッグエア。
初めて見た私は正直
『こりゃ~なんじゃっ!! 何をやったんだっ!』
と感じたくらいに驚いてしまった。
私の生徒さんで
「10回生まれ変わってもやろうとは思わない」
と言った人がいるけれどよくわかる。

ところで私はオコジョが大好きなのだ。
彼がメダルとともに手にしているマスコットに
「あっ、オコジョだっ!!」と
瞬時に反応してしまった。

何年か前に立山のみくりが池温泉に宿泊し
そこの温泉タオルに刺繍されていたオコジョがかわいく
それが刺繍されているポーチも買ってしまった。
私はこういうものをいっさい買わない人間である。
「オコジョ」という名前の響きも好きらしく…。
これが別のゴッツイ名前だったら
果たしてかわいいと思ったかも疑問である。
実際に見たことはもちろんない。
会えれば奇跡である。
私はメダリストが手にするこのオコジョがほしいっ!
毎日そう言い続け、夫には
「もう買えないらしいよ」と言われ…。
そう思っていたら先日天皇ご一家も手にしており
うらやましく思ってしまった。
あぁ、オコジョ~

2026/02/19

ふりかけづくりに最近はまる

最近「食」に関わること書いてないですね。
我が家はほぼ毎食ご飯なので味噌汁は欠かせない。
10月に秋田土産に買って帰った味噌は、
たまたま連れて行ってもらった温泉の売店に売られていたもの。
これがすこぶるおいしかった。
秋田味噌とはこのようにおいしいのかぁ。
お隣さんに持って行ったら
「実は秋田味噌が大好きでずっと秋田味噌を探していた」とおっしゃる。
秋田味噌はスーパーとかで簡単に売っていないことを知る。

その後、温泉のこちらの味噌と
そのほかからも取り寄せることにした。
「まずは大さじ1杯をお湯に溶いてスープにして味わって」
というメッセージが温泉のお味噌に添えられてあった。
今までそのようにして味噌を味わったことはなく
ほほ~と思って試してみた。驚きのおいしさだった。

私は出汁に昆布を利用することが多く
(もちろん顆粒だしも使いますが)
12月上旬であったか駅での物産展で真昆布を買った。
そこで「まだ5時間ぐらいだけれど・・・」
と言われて飲ませてもらった水だしお出汁。
う~ん、すごい! 美味しい! 買ってしまった。
そもそも私はこの水出しに入れる昆布の量が少なく
かなりの量を使わねばいけないことをこの時知った。
少なくてもまぁおいしいことはおいしいのだが
試飲したのはもうねっとり、ねばねば水だった。

以来、今までの3倍以上の昆布を毎回使うことにしたが
そうなると次にはこの昆布をどうするか、となる。
というわけで、今の私の1週間に一度の仕事として
「ふりかけづくり」が加わった。
細かく刻み、煮干しをすり鉢で砕き
粉の削り節、ちょっと古くなった海苔、白ごまは時々。
これをストーブの上でフライパンで炒るのである。
味はお酒とお醤油ね、適当なので毎回味が違うけれど。
これがおいしいのだなぁ。
いつの間にか骨折の私には煮干しも取れるから
なんとなくうれしい。
(こんな少量の煮干しに効果があるとは思っちゃいないが)
いずれ作らなくなるかも、の可能性は大きいけれど
ストーブがある間はふりかけづくりにいそしみます。

味噌作りも過去に何度かやりましたけれど
私にはかなりの肉体労働でしたのでやめました、ハイ。


2026/02/12

3か月前の話の続きです。

学校に現れた修行のお坊さんでない方の
もう一人のお坊さんは先にも書いたように
建長寺境内にいくつかある塔頭の〇〇院の住職であった。
父と衝突して家出して行くところがない兄に
私は軽くこの塔頭を勧め兄はそこで数日間生活していた。
そんなこともあり、私たち兄妹は当時頻繁にここに出入りしていた。
私とその住職はたぶん10歳くらいの年の差があった。
冗談に「三七子ちゃん、あと10年くらいして
まだ二人とも結婚してなかったら結婚しようなぁ」
などと言っていたのだがぁ~

彼は一目惚れされて、あっという間に結婚してしまった。
本当に一目惚れされてしまったウソのような話であった。
彼の友だちが「好きな女性だ、会ってほしい」と
彼女を連れて塔頭に来たのだという。
そして、なんと、女性は建長寺から北鎌倉までの帰り道
その男性を振り切って戻ってきたと。

びっくりしたなぁ。10年後の私は・・・、
いやいや、そんなのはどうでもよろしい。

結婚なさる直前のその年の大晦日
彼はNHKの『ゆく年くる年』の除夜の鐘をつく中継で
その役を任され、私たち兄妹、そしてこのフィアンセ
他にもどなたかいたかもしれないが
その塔頭でテレビを見て年を越しました。
どうしておられるかなぁ。
会いに行ってみようかなぁ。 

2026/02/10

山下氏は鎌倉へも演奏に来てくださった。

 ギター界ではすでに皆様ご存知のことですが
1月末にギタリスト山下和仁氏が他界されました。
同世代の方なこともありその訃報に衝撃を受けました。
ギター界にほんの足先しか入っていない私なのですが
それでも少しばかりの思い出があります。

初めて生で、日本人演奏のアランフェスを聞いたのも
山下氏であったかと思います。
1990年5月に鎌倉で2夜連続のコンサートがありました。
プログラムがこちら。
鎌倉なんかに来てくれる!! 2回も演奏する!!
「展覧会の絵」も弾いてくれるというので兄も誘った。
ピアノが何よりの趣味という兄。
「展覧会の絵をギターにした」ということは知っていたが
妹の私の目から見ていて、兄は
「すごいことだけれど、けったいなことでもある」
と思っているように見て取れた。
「行く、行く。平太(兄の親友でやはりピアノ曲好き)も誘う!」
ふたりが楽しんで帰ったのは言うまでもない。

私の師匠が山下氏の父上(山下亨氏)と交流があることもあり
1日目の夜に打ち上げを企画して和仁氏となごやかに会話した。
写真でしか知らないから『まじめそうだな、堅そうだな』
と思っていたがお酒も楽しまれ、すっごく気さくな方だった。
一番印象に残っているのは、なんと
「弦の張り替えはどのくらいでしているのですか」
という質問に「毎日」と。
ええっ?! 毎日?!

2026/02/05

あぁ、ゴメンナサイ。女雛に円形脱毛

節分も過ぎたのでお雛様を出した。
(今までも何度かブログ掲載したが、こちら正面)
で、女雛様が円形脱毛症になっていた。ガ~ンである。
(ガ~ンは死語?)
真上から撮りました。
お雛様は毎年出しているが今年初めて気が付いた。
防虫剤を入れねばいけなかったのか…
とにかくかわいそうなことをしてしまった。
ひたすら、ひたすら、ごめんなさい。

2026/01/26

うるがす

寒い日が続きます。先週のNYコンサートも無事終了。
充実した1月であったかと思います。
ところで私の好きな本に「翻訳できない世界のことば」
というのがあります。

外国の単語を自国語に訳すときに
一言では表現できない言葉を集めたもの。
日本語からは「こもれび」「ぼけっと」などが紹介されています。
私が好きな言葉は「モーンガータ」(スウェーデン語)
「水面にうつった道のように見える月明かり」のこと。
ちょっとおもしろいのとして
「シャツの裾を絶対にズボンの中に入れようとしない男の人」
という単語「コティスエルト」(カリブ・スペイン語)。

さてそこで、先週のコンサートの打ち上げの席で
上記のような(?)標準語にない一つの方言を教わりました。
忘れないよう、日常的に使えるよう書き留めておきたい。
どのような会話の中でそれが出てきたのかというと
「夫婦は些細なことでもめる」
という話であったかと思います。

「家事をしてから練習をするか、練習をしてから家事をするか」
「食器洗ってからギターを弾くか、ギターの後に洗うかとかってこと?」
「そうそう、片付けが練習後でもいいから
 せめてご飯茶碗は水につけておいてほしいよねぇ」

これです! 食器を水に浸しておく。
東北ではこれを「うるがす」というのだと教わりました。
これは変じて「いったん保留にする」とか「先延ばしにする」
という時にも使えるそうです。

先ほどご紹介した「翻訳できない世界のことば」
中の絵もすごく素敵でプレゼントにも最適ですよ。