2020/11/30

蒼って人気の名前だったのね

先週明治安田生命から発表された
今年生まれた子どもの名前ランキングで
男の子は「蒼」がトップだったのですってね。
人気あったのか、この漢字。
私が外猫に付けた名前と同じだ。
あの猫は「目が青い」というので付けた。
どんな漢字を当てようか考えてこれにした。
人気ある名前だったんだ。

その蒼ですが、数か月前に河岸を変えたと
報告しましたが、戻ってご飯食べていくと
前々回報告しましたかしらね。
最近はなんだか私たち相手によくしゃべってる。
「お腹すいた」だと思いますが
寿里子より表現が豊かな気がしている。
あれだけおしゃべりなのは雌猫なのかと思う。
私は雄より雌の方が賢いと思っているのだが
蒼は賢くないから雄かなとも思う。
賢くないし、怖がりなので情けない。
おどおどしていて嘆かわしい。可愛げがない。
寿里子もその前のジュチという名の雌猫も
本当に賢く、また強かった。
立派だった。頼りになった。
蒼よ、何とかしっかりしてほしいです。

寿里子も漢字、蒼も漢字なのに大きな理由はない。
めったに応募しない懸賞(確かビール会社)に
個人情報になるから寿里子で応募したことがある。
どうせ当たらないと思っているので
「寿里子 二十歳」
蒼 人気がある漢字だったのかぁ
知っていたら違うのにしたかしら、私。 

2020/11/28

カーナビ相手の運転はつまらない

地図を見るのが好きな方だ。
文字が読めるように誰でも地図が理解できると思っていたが
20数年前だと思うが『話を聞かない男、地図が読めない女』
という本が出た時に地図が読めない人がいることを知った。

この1か月に2回旅行(長野と青森)をしてレンタカーを利用した。
数年前までレンタカーを借りるときには
必ず地図をくれたものだが今はいっさいない。
(ここから書くことは日頃カーナビ使っている方は
 あほらしいことばかりですので、スルーしてください。
 うちのマチ子にはカーナビないものですから)
行きたいところは名称、電話番号などをカーナビに入れれば
そこまでルート案内してくれる。
ありがたいこった。
まったく苦労せずに目的地に到着する。
初めて走る知らない道だから本当にありがたい。
ここから目的地まで何キロあって、
今から出発するとだいたい何時頃到着するかも教えてくれる。
高速道路は使わないとか、推奨ルートとか
なんだかいろいろ選べるようになっている。
ご親切にも朝一番のスタート時には
「今日も安全運転で・・・」とかおっしゃるし
長野で借りた車はちょっとハンドル操作が荒いと
「急ハンドルです」とかご注意くださる。
青森で案内されたルートは
みんながあっち(メインルート)に行くのに、
こっちへ行くか?と思うようなローカルな道を案内され
漁村とか農村とかを走らせてくれて
『運転者の希望を忖度する車だ』と感心した。

でも結論から言ってありがたいけれど
カーナビ頼って運転するのってつまらない。
目的地には行かれるが全体がわからない。
知らない土地なのでカーナビの狭い「詳細地域」の図面では
自分が今このエリア全体のどこにいるかもわからない。

今でも思い出すのが2年前新潟は長岡でのこと。
バスで移動するつもりが、駅のロータリーを間違えて
目的のバスに乗れず、次のバスまで数時間。
急遽レンタカーを借りたのだが
運転を想定しないで旅に出たのでリサーチが乏しい。
返す前にカーナビに紹介(?)されて食事をしたが
自分がどこにいるかがわからないから店の人に
「駅までどのくらい離れたところにいるのでしょう?」
と聞く始末だった。
地図が手元にあれば全体が見えるのに・・・。

旅行中の楽しみのひとつに
夜寝る前に地図を見て、今日走ってきたルート、
明日走るルートを確認するというのがあるので
地図は必須アイテムなのです。
地図は楽しいのにねぇ。

で、前述の『話を聞かない男、地図が読めない女』ですけれど
もう数十年前に読んだのであまり覚えてないですが
男脳か女脳かを診断する項目が途中ありまして
(今ネット上でもあります)
私は完璧男脳でした。
当時夫にもやったけれど彼は女脳に近かった。
そうだろうなと思う部分があって
幼いころ父を亡くした夫は祖母・母・姉の中で成長し
高校一年生で母を亡くした私は、父と兄と生活していたことが
大きく影響しているのかと思います。

2020/11/18

オイルサーディン 作りました

体重が増えてしまった。
まだ成長過程にいるのです、って違います。
2回温泉旅に行ったのも原因です。
(2回目のひとり温泉はまだブログ化していない)
家での料理での最近のヒット作は
ウルメイワシのオイルサーディンでしょうか。
イワシの上に乗ってるのは何だかこう見るとだし昆布みたいですが
ちがいます、ローリエの葉です。
オーブン100度くらいの低温で3時間と、根気いります。
でもおいしかった。もう一度作りたい。
落とした頭は蒼が3日かけてたいらげてくれました。
蒼は2か月ほど前河岸を変えたと思ったのですが
最近またひょっこりとやってきます。
しかしこのイワシの頭のごちそう以来
我が家での食事は貧相な猫飯なので残されます…

春に根っこ付で買ったセリ 栽培して収穫
これはお浸しにしました。
お浸しって浸すからお浸しということ 最近知りました。
育った我が家では、ほうれん草とか小松菜をゆでて
それぞれが醤油かける(それに辛子を添えるとかして)
それはお浸しとは言わないと先日知った次第です。 

2020/11/08

ひとり温泉いきました 27(ほんとはふたり)その3の4

ようやくお風呂の話にたどり着いた…
facebookでご縁が出来ました清水さんに
翌朝案内していただいた桃山風呂と露天風呂
清水さんにご許可いただき写真撮影。
そしてブログ掲載もご許可いただきました。
桃山風呂は公式HPなどでご覧いただけるとして
脱衣所と浴室との扉(お風呂側から)
脱衣所の欄間
とにかく高い天井。柱も腐蝕するからその修繕も大変だそうです。
釘とかいっさい使っていない。
宿の収益のほとんどがお風呂場につぎ込まれるとか。
そうでしょうねぇ~と納得。
よろづやさんの歴史は古く現在7代目(でしたかと)で
その昔はお名前通り、いろいろなものを扱うお店だったのですって。
本当はいつからというはっきりした記録は残っておらず
それでも寛政年間からの記録はあるというから200年以上。
そしてこちらの有形文化財の桃山風呂は2代前からだそうです。

露天風呂の写真 左に見える紅葉が先端だけ赤くなっています。

で、この露天のこの角度の写真はね、
清水さんが特別にお庭に入れてくださって撮らせてもらったの。
だから珍しいと思います。
公式HPでもこちら側でなく対岸から撮られているし。

余談ですが、第15代目市川羽左衛門がこちらに疎開していて
その際中こちらで亡くなっている。(確か菊の間)
私はこの旅の直前に読んでいた池波正太郎のエッセイ
『青春忘れもの』でそのことを知って
(へぇ来週行くよろづやさんだ)と思った。
芝居好きの池波は子どもの頃(といっても16歳)
三越で市川に会ってサインを求め・・・
と、この先はなかなか良いお話なので実際お読みいただくとして
とにかく私は宿泊してはじめてその羽左衛門さんの
見目麗しきお顔を拝顔いたしました。
あの時代の三大美男子(あとの二人は長谷川和夫と上原謙)
のおひとりだそうで、私の中ではこの方がぴか一でございました。
池波のエッセイからもお人柄がわかります。

写真をもう一枚
なんだ?って写真ですが、
これも清水さんが特別に入れてくださったお部屋から
桃山風呂の屋根の写真です。
清水さん、お風呂だけでなく松籟荘も案内してくださって
(客室は残念ながらまだ利用客もあり見られなかったが)
美しい作りにため息が出ました。
とにかくお若い清水さんが、仕事を愛して一生懸命ですし
ほんのちょっとの交わりでしたが
彼がお客さんにもスタッフの人たちからも愛される
素敵な青年であったことが私たちに強く印象に残り
よろづやさんがいつまでも続く、
質の良いお宿であってほしいと思った旅でした。
清水さん、本当にいろいろありがとうございました。
(なにか記事間違っていたら教えてくださいませ)

ひとり温泉いきました 27(ほんとはふたり)その3の3

よろづやの夕食はすばらしく
まずお食事処のテーブルがすべて個室となっていた。
私たちも当然質問してしまったのだが
「コロナのせいでこのように改装したのですか?」
いえいえ前からだそうで
ものすごく落ち着きました。
お料理をいくつか。

もっと写真撮っているかと思ったが撮っていなかった。
信州サーモンとだいおういわなのお刺身。
「いわなってこんなにおいしかったかしら」というおいしさでした。
で、私が今回手に入れたいと思ったのがこのおひとり様のわっぱ。
お茶碗でなくて、これ、いい。ご飯あったかい、ほしい!

 

ひとり温泉いきました 27(ほんとはふたり)その3の2

そのあとしばらく間をあけて
よろづや出たすぐ脇にある湯田中の大湯にも入ってきた。
宿泊客も利用できるし、地元の方も多く利用する共同温泉。
(他にお客様がおられたので写真はなし)
渋温泉同様 湯船は2つで高温と低温とになっている。

ここで2歳くらいの男の子とお母さんと一緒になった。
おぎゃ~と生まれて産湯もここだったとおっしゃる。
「その頃はこの子用の桶を置いておきました」
かわいくておとなしい男の子。
ちょっと熱めのお湯におとなしく抱かれて入浴している。
湯船から出るとお母さんは自分の前に彼を座らせ
ピチャピチャと髪の毛をちょっと濡らして洗髪している。
その間も本当におとなしくされるがままにしている。
しかし洗い終わってザバ~と頭から温泉湯がかけられたとたん
爆発したみたい、すごい勢いで泣き始めた。
いくら水で薄められたとは熱いよねぇ。
この光景を見てすっかり忘れていた自分のことを思い出す。
いやいや、このころは頭にお湯をかけられるの
私も泣いていたわ。
シャワーなんてものはなく、大量の湯が直接だ。
親も両手ですすげないから
何度も何度も頭にお湯をかけてきた。
泣いた、泣いた、そうだったと思い出した。

そしてこの坊やですが、
しっかり目をつぶって大声を張り上げ
両手を前に掲げ、それこそ紅葉のような手
いっぱいにひろげている。
つまり「タオル」というサインですね。
いやぁかわいかった。
この光景にであわなければ
自分の幼かったころの洗髪のことなんて
一生思い出さなかっただろう。

ひとり温泉いきました 27(ほんとはふたり)その3の1

この日の宿泊は湯田中温泉のよろづやさん。
以前から行ってみたかった宿なのだが
高級老舗旅館だしひとりでも宿泊できるだろうかとか
(私の旅行は基本一人なものですから)
チェックはしていたもののなかなか実現できないお宿でした。
しかしこの度Go to使ってみよう。
とはいえいくらこのキャンペーン利用しても
我々にしてみれば十分ぜいたくな宿なので
夫にも理解してもらわねばとお願いする。
案外とあっさり承諾してくれました。

ところで私はfacebookで「日帰り温泉同好会」
というのに入っていて
連日投稿される記事をチラチラと見ている。
タイトルの通り「日帰り」が多いですけれど
温泉のカテゴリーですから温泉宿のことも時々投稿されます。
私がよろづやに予約を入れた直後に
よろづやに宿泊した方の投稿が偶然あって
たまたまそこに「私も来月行く」とコメントしたら
なんとよろづやさんの方が直接メッセージをくださった。
『いつですか? 桃山風呂ご案内します』
うれしいお言葉でした。

桃山風呂はたぶん私があの日1番最初に入った客ではなかろうか。
女性は夜9:30までの利用で、夕方になると混むと思ったので
チェックインしてすぐに入りに行った。
桃山風呂も庭園露天風呂もプールみたいに広い。
露天風呂は紅葉が赤く色づきはじめて
日があるうちに入れて良かったなぁ(しかも独浴)


2020/11/06

ひとり温泉いきました 27(ほんとはふたり) その2

おいしい鰻を頂いた後、渋温泉に向かいました。
渋温泉湯田中温泉は有名な温泉地ですよね。
(こうして公式HP見ると、湯田中 硬い!)
渋温泉には9つ外湯があるそうですけれど
日帰り入浴は九番湯の大湯のみ。
温泉地の駐車場に車を置いて
そこで入浴券を500円で購入して
大湯のそばの温泉宿に行ってチケット渡すと
鍵をあけてくださいます。
チケットの半券はレトロな街並みの絵ハガキになっている。
写真ハガキとなっていますがいかがなものでしょうか。
なんか今どきでない気がしました。
同じ紙ベースの記念品とするなら
紙質良かったから本の栞のほうが
私ならうれしいかもと思いました。
(栞も今どきでない?)


訪れたのが昼過ぎだったためか、誰も入っていない。
というわけで、かなり熱いのでしたぁ。😅♨
つまり入れないっ!!

壁隔てた男湯からはにぎやかな話声が聞こえるから
すでに何人かが入浴しているようなので
きっと入れる温度に加水しているのだろう。
いたしかたなく私は声を発しました。
「熱くて当分入れないので、ゆっくり入っていてくださ~い」
(写真左 どれだけかけ湯したのかというあとがうかがえる…)
なんとか入れるまで加水したものの
ちょっとでも湯のなかで手を動かしてかき混ぜようものなら
もう熱くってたまらないので
ひたすらじ~っと浸かってました。

温泉街としての風情・情緒はたっぷりある温泉地。
『千と千尋の神隠し』のモデルともいわれたお宿はこの地にあります。

2020/11/04

飯山の鰻

翌朝妙高は雨が降っていて
窓の外の妙高の標高の高い山々は雪をたたえていました。
昼食を飯山でとるためにのんびり下山すると虹が出てましたわ。
案外と早く着いてしまった飯山
お城の跡地があるので行ってみるとこちらからも虹。
うっすらですけれど撮ってみました。

きちんと整備されている良いお城址地かと感じました。
お城入門にはわかりやすい。
千曲川を堀として利用していることや
この階段の作りとか城壁の石積みとかお勉強になる。

それでわざわざここまで来て何が食べたかったかというと
鰻でございますわ、鰻。本多
たまたまこの旅行を計画したころ
twitterの投稿で偶然知ったと記憶している。
人生で一番おいしかった鰻と言っても過言ではな~い!!
あっさりとしたたれのつけ具合、焼きの香ばしさ。
これだけのクオリティ、バランスの良さ。
おいしかったわ、わざわざ行く人の気持ちわかりますわ。
下の写真はちょっと珍しい鰻の酢の物。これもおいしかったです。
お吸い物は単品扱いなので、うな重とお吸い物
ときちんと注文しないとうな重だけになりますよ。
私たちは1か月ほど前に予約しておきました。
ちなみに近くにケーキ屋さんがありましてここも人気店みたい。
そのお隣の田中酒造店、水尾というお酒で有名。
夫が好きなお酒で普段も取り寄せているのだけれど
せっかく寄ったので酒粕コレクターの私
酒粕買おうと楽しみにしていたのですが
なんと3.5キロしか売らない!!
500でいいの、多くても1キロでいいの。
諦めました、シュン😥
私のようにチマチマ飲んだりするのでないのね。
漬物に使うんだ、きっと。

ひとり温泉行きました 27(ほんとはふたり) その1

先日長野に行きました。
Go toとJRのトクだ値を使っていきましたよ。
夫が長野に用事があるので
せっかくならお泊りで温泉となりました。
長野とは書きましたが1泊目は妙高なので
長野でなくて新潟になります。
宿泊宿にチェックインする前に
どうしても行きたかった燕温泉黄金の湯
私の数少ない温泉訪問のなかでこちらはベスト5に入れたい!
駐車場から10分弱、しかもかなり傾斜のある道を登りますが
ちょっとがんばって歩いても入る価値有り!!!の露天風呂です。

白濁、濁り湯大好き、硫黄の香り大好きの私。
気を付けて入らなければひっくり返るほどのヌルッヌルで底でした。
お風呂に沈んでて足に触った落ち葉を拾ってみたら
このように落ち葉にもびっしりと湯の花ついてます。
黄金の湯の先に河原の湯というのがあって、そこも行きたかったけれど
(こちらを訪れたくて湯浴みを買っていた)
ここまでの坂道で「まさかっ!」って感じているらしき夫をさそえず
まぁ時間的にもさらに奥地へ行くのは無理だったこともあって
こちら黄金の湯だけの訪問となりました。

河原の湯は混浴らしいけれど
こちらは男女別になっていて無料です。
(もちろん料金箱もあるからお支払いしていく)

妙高はたくさんお風呂があって
他にも何カ所か立ち寄るつもりだったけれど
結局こちらのみとなったのが悔やまれる…
紅葉は美しかったです。
もう日が陰っていて雲も出ていたのでこんな写真だけれど
黄色も赤も山にちりばめられているように色づいていました。