2020/11/28

カーナビ相手の運転はつまらない

地図を見るのが好きな方だ。
文字が読めるように誰でも地図が理解できると思っていたが
20数年前だと思うが『話を聞かない男、地図が読めない女』
という本が出た時に地図が読めない人がいることを知った。

この1か月に2回旅行(長野と青森)をしてレンタカーを利用した。
数年前までレンタカーを借りるときには
必ず地図をくれたものだが今はいっさいない。
(ここから書くことは日頃カーナビ使っている方は
 あほらしいことばかりですので、スルーしてください。
 うちのマチ子にはカーナビないものですから)
行きたいところは名称、電話番号などをカーナビに入れれば
そこまでルート案内してくれる。
ありがたいこった。
まったく苦労せずに目的地に到着する。
初めて走る知らない道だから本当にありがたい。
ここから目的地まで何キロあって、
今から出発するとだいたい何時頃到着するかも教えてくれる。
高速道路は使わないとか、推奨ルートとか
なんだかいろいろ選べるようになっている。
ご親切にも朝一番のスタート時には
「今日も安全運転で・・・」とかおっしゃるし
長野で借りた車はちょっとハンドル操作が荒いと
「急ハンドルです」とかご注意くださる。
青森で案内されたルートは
みんながあっち(メインルート)に行くのに、
こっちへ行くか?と思うようなローカルな道を案内され
漁村とか農村とかを走らせてくれて
『運転者の希望を忖度する車だ』と感心した。

でも結論から言ってありがたいけれど
カーナビ頼って運転するのってつまらない。
目的地には行かれるが全体がわからない。
知らない土地なのでカーナビの狭い「詳細地域」の図面では
自分が今このエリア全体のどこにいるかもわからない。

今でも思い出すのが2年前新潟は長岡でのこと。
バスで移動するつもりが、駅のロータリーを間違えて
目的のバスに乗れず、次のバスまで数時間。
急遽レンタカーを借りたのだが
運転を想定しないで旅に出たのでリサーチが乏しい。
返す前にカーナビに紹介(?)されて食事をしたが
自分がどこにいるかがわからないから店の人に
「駅までどのくらい離れたところにいるのでしょう?」
と聞く始末だった。
地図が手元にあれば全体が見えるのに・・・。

旅行中の楽しみのひとつに
夜寝る前に地図を見て、今日走ってきたルート、
明日走るルートを確認するというのがあるので
地図は必須アイテムなのです。
地図は楽しいのにねぇ。

で、前述の『話を聞かない男、地図が読めない女』ですけれど
もう数十年前に読んだのであまり覚えてないですが
男脳か女脳かを診断する項目が途中ありまして
(今ネット上でもあります)
私は完璧男脳でした。
当時夫にもやったけれど彼は女脳に近かった。
そうだろうなと思う部分があって
幼いころ父を亡くした夫は祖母・母・姉の中で成長し
高校一年生で母を亡くした私は、父と兄と生活していたことが
大きく影響しているのかと思います。

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