2021/10/25

選挙と墓参り

来週は選挙ですね、投票に行きましょう。
先週は鎌倉市の市長選挙があって、
借りている練習施設が投票所でもあった。
生徒のひとり(このエリアに住む成人の大学生)に
「選挙、済ませてきた?」と聞いたらば
「いえ。ここ投票所なんですね。知らなかった」

いや、驚いた。
大学生とはいえ選挙権は18歳からだから
この2~3年の間に投票の機会はあったろうに。
家族で話題にもならなかったのか・・・。

話反れますがお墓参り。
私は子どものころから年間、少なくとも3回。
お正月、春と秋のお彼岸に家族で行っていた。
お命日に行かないのかって?
故人がほぼお彼岸の前後に亡くなっているのね。
だからお彼岸で済ませられるのです。

つい先日友人と話をしていて
ご主人のおうちのお墓が誰も行かないから草ぼうぼうって。
つまり誰もお墓参りに行っていないという。
(それでも彼女は場所を知っているだけ良いかしら?)

選挙とお墓参りはその家にその習慣がないと
子どもたちに根付かないのではないかと思う。
お盆の迎え火送り火も。
先祖に対しても、神仏に対しても、死者に対しても
手を合わせるということひとつとってもそうだと思う。

日々の生活の中で普通のこと。
見るもの、聞くものはもちろん
挨拶ひとつ、箸の上げ下ろしひとつもそうだろう。
口やかましく、あぁしろ、こうしろと言わなくても
家の中でなんとなくやっていること
そういうことが自分を育んできたと思うと
家の中の環境はとても大事だ。

うちはどうだったろう・・・。
私がぼ~っとしながらも眺めていた家の中。
百科事典、美術全集、レコード。
母のお裁縫道具。庭の木。
もちろん普通に本もたくさんあったが
この部分は親の当てが外れた(私に対してね)
今でこそ読書はしますが当時の私はまったく読まず。
だが背表紙だけはず~っと眺めてるので
タイトルと作家はインプットされた。
これらのうちしょっちゅう見ていたのは美術本かな。
たぶん幼いころ絵が好きだったので
父が全集を買ってくれたのだと思う。
(それで思い出した! 今高級老人ホームにいる
 父の従兄弟の奥さんがうちを称して
 「このうちは文化を金で買う」
 という名言をはいて父を黙らせた!)
図書館で本を借りて読むというのとは全く違うのだ。
日常のなかに何に囲まれて生活していたか。
兄の専門分野の遺伝と環境の話でしょうけど、
やっぱ環境よ、環境大事。

とはいえ、あんな親だったので
多くの部分欠落していた。
よって私はこんな程度にしか育たず
人生で出会った多くの方々から・・・。
今もですけれどお世話になりっぱなしです。

どんどん話反れていきますわ。
子どもは自然と学習していくのです。
親の行動は踏襲されます。

選挙には行きましょう。

2021/10/18

マチ子 20万キロ!

マチ子200000キロ走りました。
2021.10.17 21時ころ達成。
19万から約2年半。まだまだ乗りまっせ。
マニュアル車ですし、もちろんカーナビなしです。
19万のときも20万のときも私が運転していたね、マチ子。
無理はさせないからね、これからも私たちとともに!!
よろしく! 感謝!


2021/10/17

災い招く女

余談ですが・・・。
昨年の今頃、2カ所温泉いきました。
1カ所目、湯田中温泉よろづやさん
2カ所目、下北半島風間浦村の下風呂温泉

この2カ所、その後災いがありまして。
よろづやさんは今年2月、文化財にもなっていた松籟荘
火事で焼失してしまった(今再建中!)
下風呂温泉は8月の大雨で山が崩れ
陸の孤島になってしまった。

訪れた温泉地で立て続けに・・・
というのはほ~んの、ほ~んのちょっと気にしていた。
行く温泉地に災い招く女・・・

で、今回ですが、まぁ、ちょっとありまして。
でもそれは私に影響したので良かったと思います。
その温泉地そのものが被害にあったわけでなく。

10時チェックアウトで駅まで送ってくださるというので
ほぼ10時ジャストに支払いを済ませた。
その直後宿の電話がなる。どうやら応答がなかったよう。
奥様「では車みてきますね」と先に靴を履かれた。
私も続いてスニーカーのひもを締めていると
また電話の音がするので、ちょうど外に出た奥様に
「また電話なってますよぉ~」
今度は応答があったようだが、なんだかただならない。
「お客様、途中で落石があったようで通れないらしいです。
 また連絡入るのでお部屋でお待ちいただけますか?
 急いでますか? 大丈夫ですか?」
いえいえ、まったく急いでないです。

結局1時間遅れでその落石場まで宿の車で
その先はあちらから登ってきた市の土木課の車で
駅まで送っていただくことになる。
チェックアウトがすこしでも早かったら出発していた。
タイミングよくてむしろありがたかった。
落石、いや落岩ですわ。

まだここ県道ですからガードレールもありますが
県道からさらにお宿への道を入ると
そこは舗装などされてなくて
ポツンと一軒家みたいなのよ。
ぜひまた訪れたい温泉でした。 

2021/10/16

ひとり温泉いきました 29の1

コンクール準備で頭が朦朧としてきた先週半ば
突然「温泉に浸かりに行こう!!」と 思い立つ。
元来欲張りの私は、出かけるならあれもこれも見たい。
あれもこれも食べたい、なのだけれど
今回は観光は考えない、お腹のこともちょっと心配だから
お風呂優先! 本2冊とお風呂!

すでに候補地はあったので即決で
facebookの日帰り温泉同好会の投稿を読んで
かねてよりビビッときていてチェックしていた温泉だ。
宿の最寄り駅、峠の釜めしで有名な横川駅でfacebookに投稿
ご覧のように周りに何もなく、道路さえない。
携帯もむずかしいとあったので、
最後の通信をここでやっておいた。

2か月ほど前にこの温泉を知ったのだが
(ここはここにだけ行くことになるなぁ)
山を歩く人にはありがたい立ち寄り湯であるが
欲張り旅の私は名所旧跡が近くにあるわけでなし
温泉そのものに興味はあるも、いつか・・・と頭の片隅に。

こちら森村誠一の『人間の証明』が世に出るきっかけとなった宿
調べると本館と別館があるらしく
本館のお部屋は廊下と部屋は障子のみで仕切られている。
つまり鍵なんてないわけです。
(障子だけのお部屋に泊まる機会もそうあるわけでない)
と、ポチッと即予約する。
ハイキングでも自家用車でもないので
横川駅往復送迎をお頼みする。
予約した夜にはお宿の方から確認の電話が入った。
迎えの時間とともに「障子だけですけれどかまいませんか?」
と念押しされた。
「はい、まったくかまいません。よろしくお願いします」

2021/10/15

ひとり温泉いきました 29の2

またですが、宿泊客私一人。
平日一人旅は貸し切りが多いのだ。
障子一枚でも平気。
部屋にはこんな張り紙もありまして
残念ながらどなたもお通りにならなかった。
お会いしたかった。
お食事も豪華
何種あるかという、一つ一つは小さいけれど山菜・野菜の天ぷら
群馬だから刺身こんにゃく、鮎塩焼きに、豚汁~

お風呂は扉をあけるとほんのり大好きな硫黄臭。
39度というぬるさなのだが、だから長く入っていられる。
ものすごくやわらかでなめらか質。
5回くらい入ったがそのやわらかさは
実は帰宅して家の風呂で気づかされた。
『やっ、なんだ。お湯がとがってる』
ぼけてますね、スミマセン。
タイルはすべりそう、すべるよ

2021/10/14

コンクール終えました

日本・スペインギター協会のコンクール(10月10日)も終わり一息かな。
この歴史あるコンクール(今年で39回)に
スタッフとして手伝わせていただき今年が3回目。
この3回がすべて『イレギュラー』な開催形態という…。
1回目 台風19号一過の日曜日
開始時間を遅らせて開催。
交通機関もストップしてるから
夫の運転で私はマチ子に乗って行く。
2回目 コロナ
多くのコンクール、どころか音楽イベントが中止の中
第2次予選を動画審査とし、選出された6名の本選参加者
審査員、少数のスタッフで無観客開催。
撮影動画を後日you tube配信してすばらしい評価を得る。
(この動画を初めて見た時、その素晴らしさに涙す)
3回目の今年。ほぼ昨年と同じだが
会員や協賛くださった関係者の方々、
また本選に進めなかった第2次予選参加者などご招待。
接触をさけるためにチケットレス方式を導入。
私はこの導入の案がでたときも
実際にスマホにアプリをダウンロードしたときも、
単純に『すっご~い!! すごいっ!』と感動、感激。

今年ははじめて事前準備から関わることになり
いかにイベントひとつやるのが大変かを知ることになった。
それまでは当日与えられた部署、役割をやれば・・だったが
事前にどれだけのことをだれが、と本当にすごかった。
私なりに努めさせてもらうも、
終わってからほころびが見つかりしょげる・・・
しゃべらなければいいのに夫にポロリと言って
さらに追い打ちをかけられ後悔す…バカ!

日本一のギターコンクールだと誇りに思う。
(言い過ぎ? そんなことないと思う)
来年は『レギュラー』でやれるようにしたいけれど
そうなったら今年以上にもっともっと大変になること必須。
再び海外からエントリーしてくれる方々をお迎えできれば。
先生方、ほんとうにありがとうございました。
ほんとうにお疲れ様でございました。

温泉に行ったのだ! 
後日また。