やっとここ数日晴れたのでお雛様を片付けた。
例年3月3日から1週間以内には片付けているが
凄い雨の日もあったりして10日ばかり遅れた。
今年は意識的に1週間は遅らせようと思っていた。
というのはちょいと1週間くらい入院して
お雛様を愛でていなかったからだ。
帰宅しすぐに彼らに迎えられ
“そうだった、お雛様だったんだ
1週間も留守していなかったから
あなたがたももう1週間いてくださいな”
何で入院していたかはまぁよいとして
今回も(人生2度目の入院)だが
病気するなら日々健康でなくては
とつくづく感じた。
4人部屋だったが私が入院した翌日に入ってきた2人
持病がありすでにいろいろ服薬している。
カーテン越しにナースとのやり取りが聞こえ
こりゃ、本来の入院目的の病にアプローチするまで
コントロールとか大変だなぁと思った。
体力と鈍感力
健康で体力があると回復が早い、当然だ。
深刻に考えない、考えられない鈍感さ。
この鈍感力は大いに私自身を助けていると思う。
病室のベッドに案内されてすぐにやったことは
「笠原安眠ウェーブ枕」に空気を入れたこと。
ぶぉ~ぶぉ~と音を立てて空気を入れていたので
ナースさんを驚かせてしまった。
1週間の入院予定というので、よっしゃ、読書やな。
と3冊本をもって入院し読破。
楽しみは3度の食事。
張り出されている献立表を何度も毎日確認する。
暇で元気なので6階から1階までを
一日3回昇り降りする(降り昇り、か)
30年弱の付き合いになる婦人科系病の仲間がいる。
いわゆる自助グループ仲間なのだが
彼女たちを私はとても信頼しており
夫にはいつも「私がなにか大きな病になったら
一番頼れるのは彼女たち」と言ってきた。
今でこそ情報はネットからいくらでも得られるが
私たちが出会った頃は対面で情報を交換し
協会を立ち上げて医師たちと勉強会もしていた。
それで「患者力」も強くなった。
今回、本当に彼女たちが私を支えてくれた。
そして5年前に同じ病になった義姉(夫の姉)
毎朝メール、神様へのお祈り。
退院日にお稲荷さんをたくさん。
同じ病だからこそ、何が大変かがわかるからこそ
お稲荷さんなのだとすぐに悟った。
涙が出た。
義姉とはそんなに普段交流していないのだが
こんな私のことをよ~くわかってくださっている。
感謝しかないです。
入院することをどうしても伝えねばならなかった
ギター協会の皆様、整体の先生。
ご心配と温かなお心遣いをありがとうございました。
入院31年周期。つぎは93歳か?
そんなに長生きするつもりはないが
これからどう生きていくか考えます。
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