庭の萩(白色)が咲き始めました。
先日出かけようとしたところ
家の前でご近所さんにお目にかかったので
いつものように「こんにちは」と挨拶をしたら
「萩が咲いたので」とスマホをかざし
「毎年定点観測しているんだ」とおっしゃった。
ちょっとびっくりした。
そもそもこの日の萩は本当に咲き始めたばかりで
かなりその目で見ないと開花していることに気が付かない。
こうして数日経つと萩はご存知のようにすぐ散るので
私などは咲いたことより散ったことで萩の開花を知る・・・
みたいなところがあるから、
この咲きはじめたばかりがわかるのは「毎年定点観測」
してくださっているからで、それは本当のことだと思う。
「いつも楽しみなんだ。萩といい、この果物の花といい」
(メスレのこと。写真では萩の奥に見える木。
この方は夫から聞いたメスレの思い出話も
きっちりと覚えていらして、これにも驚いた)
そういえば春にも通りかかったご婦人から
梅の花の写真を撮らせてほしいと言われた。
庭には紅梅と白梅と隣同士に植わっているので
一枚に二色の梅が納まるからそれが撮りたいと。
我が家の庭は写真でわかるように
道路より高い位置にありフェンスなどがなく、
しかもいろんなのが植わっていてジャングルである。
この狭い庭でしゃがんで草むしりをしていて
奥へ奥へと進んで行ったら戻れなくなり
あわや遭難!! ウソだろ! と思ったことさえある、
本当にジャングルなのだ。
夫にこのご近所さんとのことを話したら
「うちのように庭木がある家って少ないのじゃないかな。
垣根がある家はあっても」
そうかぁとウン十年とな~んにも考えないで
これらの老木となってきた庭木と生活してきたな。
ジャングルだろうが、メスレ収穫が大変だろうが、
梅仕事が大変だろうが、道路掃除が大変だろうが、
毛虫が大変だろうが、剪定が大変だろうが、
これらの木々はご近所さんを喜ばせている
なんだかありがたい庭木たちであることを知った日であった。
一緒に年をとってきたけれど、お互いもうちっとがんばるかね。
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