大変気にしていたが私が最年長ではなかった。
たしかに我々を抜いてもらうグループはほとんど若い。
あっ、ちなみにですが、毎日ほぼ200名の人々が
同じ時間帯に縄文杉へ向かって歩き出す。
つまり同じ方向へと進んでいるのですれ違うことはない。
(すれ違うのは山泊して下山する人くらい)
縄文杉折り返し近くでいくつかのグループとすれ違うのみだ。
我々が下山開始後しばらくして登ってきたグループ
先頭のガイドさんがすれ違いざまに声をあげた。
「うちのメンバーに声援をおくって~」
う~ん、私より10歳近く上の男女のグループだった。
ちょっとしんどそうであった。
ご本人たちもだろうが引率するガイドが
「ファイトと声をかけてあげてくださ~い!」
私のグループはその次ぐらいの高齢者だったかと思う。
明日帰るという3日目の夕食時に
初めて皆さんの年齢を伺ったら
6人中3人が同い年という偶然であった。
私もその一人で上から3番目という
つまりほぼ同世代が集まったツアーだったのである。
最年少が寝ながら歩いていた私の2歳下の女性だった。
今でも来年の私に同じことができるだろうか
と思っているのは事実で、体力・精神力に自信はない。
日頃から山歩きをしている人なら大丈夫だろう。
往復22キロはまったく問題はないトレッキングかと思う。
しかし何となく、そういう方々はなにも
縄文杉を見に行こうなんて思わないだろうなぁと思うわ。
やはり外国人もそれなりいて
なんで? と聞いてみたら、ジブリの世界なのだって。
もののけ姫の世界なのだって。
へぇ、おばさん、知らなかったよ。
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