『王様と私』観にいってきましたよ。
すばらしかったですわ。
すべての演者さん最高でした。
渡辺謙うますぎ、存在感大きく。
アンナ演じるケリーオハラの透き通る声
チャン夫人、タプティム、ルンタの歌声もすばらしかった。
Overtureだけで涙がウルウルしてしまいましたわ。
『My Fair Lady』もこの『The King & I』もですが
序曲が全編で使われる曲をつなげたものでできてる。
だからそれを聞くだけで、いろいろ思い出されて
自然に涙が出てきてしまった。
『王様と私』は映画をテレビでしか見たことなかったと思います。
私の中でこの映画が大きな存在だったとは思わない。
West Side Story やSound of Music、Singin' in the rainほど
何回も何回も観ていない。DVDも持っていないし。
でもレコードは買っていましたから良く聞いてました。
85年に王様を演じているユル・ブリナーが
ご自身の余命を知ったうえで舞台に立っているということをなにかで知り、
アメリカまで観にいきたいと本気で思いました。
そして30年経て、渡辺謙が王様を演じるというニュースで
再びニューヨークまで観にいきたいと真剣に思い、
いろいろ調べて「行きたい、観たい」と触れ回ったのだろうな。
私の長老の生徒Mさんがある日
「先生、ちょっとうちにいらしてください」
なんだろうとお伺いすると私より3つ年下のお嬢様がおられ
「ちょうどニューヨークに住んでいる娘が帰ってきているので
ご紹介しておこうと思いまして。
先生ニューヨーク行きたいとおっしゃっていたでしょう?
なにかの時にお手伝いできると思いましてね」
How lovely!!
結局ブロードウェイまで行くことなく、
このすばらしいミュージカルを観ることができました。
この作品は、ダンスシーンがあまりないミュージカルなのですね。
F.アステアの華麗なステップやG.ケリーのタップのような。
F.アステアの華麗なステップやG.ケリーのタップのような。
ストーリー性の良さと楽曲の良さが際立つ作品と思います。
あっ、でも劇中劇の「アンクルトムの小屋」の踊りは素晴らしかった。これは映画でもすごくよくできてるシーンと思っていましたが
今回あらためて観て、ここが最高良かったと思っていますわ。
getting to know youで、夫人がアンナとシンクロして踊るシーン
映画ではアンナの揺れるスカートが夫人にはないからと
子どもたちがその代わりになってあげたというのがあったと思うけれど、
それが今回はなかったのがちょっとさびしい。
あと、有名なShall we dance?のシーンは
もうちょっと長くやってほしかったなぁ。
ユル・ブリナーみたいにデボラ・カーを投げ飛ばしそうなくらい
もうちょっとがんがんと長く踊ってほしかった。
そんなにグルグルまわって踊ったら疲れちゃうか。
個人的に好きな曲はやはりHello young lovers,We kiss in a shadow
そしてSomething wonderful 泣けたぁ~、泣いたぁ~。
感想いろいろありますがエトセトラ・エトセトラ
あっ、この「エトセトラ」という単語を覚えたのは
この映画でしたっけ。
しかし、子どものころに覚えた歌って
こうして何年たっても覚えてるのね。
歌えてしまって驚いてしまいました。
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