2025/11/25

夜の建長寺に行きました。

今月は友人とライトアップされた鎌倉建長寺へ行った。
建長寺なんて何年ぶり? いや何十年ぶり?
拝観料を取るようなお寺さんは夜に入れないところが多い。
だから今まで何度も行ったことのある建長寺さんだが
夜の、しかもライトアップされた幻想的な境内は美しく
高いお金を出した甲斐がありましたわ。
様子を見にだかかどうかはわからないが
歩いているお坊さんもニコニコ顔でした。
                  ご存知、三門。
        (ご存知って、建長寺といったらこれ、と私は思っている)
                     唐門。
              重要文化財らしい・・・知らなかった。
              ちょっとわかりにくい写真。こちらは池。

以前は本当に良く行った。いや、突っ切っていた。
実家から鎌倉に行くのに電車やバスを使わない場合
ハイキングコースで半僧方へ行き建長寺を突っ切って
というコースをいつも使っていたのである。
そうでなくても10代の終わりころは
院内の塔頭に仲良しのお坊さんがいて遊びに行っていた。

と、そんなこともす~っかり忘れていて
この日、急にいろいろ思い出してしまって
同行した友人にその思い出をまくしたててしまった。
このお話はまたいずれ書きます(と思います)

2025/11/16

こういうのは許せないという恰好

なんだか急に寒くなり、四季でなく二季を感じるこの頃。
ちょっと出かけるのに何を羽織れば良いのかわからず。
とはいえいきなり長めのコートを着るのもはばかられ、
お尻が隠れるくらいのものは持ってなかったな。
ウィンドブレーカーみたいのしかないなぁ。
だいたい昨年は何を着ていたのだろう?
腰までの30年以上着ている革ジャンだけは覚えているが。
と、朝から天袋にある衣類箱をチェックする。
あぁ、こうして衣替えのたびに椅子にのり
天袋にある衣類箱の中を入替え、防虫剤をいれて・・・
というのは年齢的にそろそろ難しいかもと毎年思う。
そう思って昨年から衣類の断捨離はしているのだ。

半年ほど前靴が捨てられないと書いたが
なんだかんだ言って2足は捨てました。3足かも。
そして折りたたみ傘も2本おさらばとなりました。
3段に折れる折りたたみの傘。骨がだめになり
修理しようと持ち込んだらできませんでした。
骨そのものを取り換えねばならなかったのだが
3段式のは長さがいろいろあって
ピッタリのものが簡単に見つけられないのだそうです。
あきらめてビニールと骨とに分離し
骨のほうは後日その修理屋へあげてしまった。
もしかしたら役に立つかもしれないから。

と、このように捨てましたが、その分を買い足さない。
めんどくさがりやなので、買い物もめんどう。
本当に買い物もおっくうなのである。
良いのだ。断捨離なのだから。
今クローゼットにあるものをみすぼらしくない程度に、
自分の許せる範囲で日常着ればよいと思うのだ。

と、前置きが長かったが先日友人と
「自分の(他人のも)許せる範囲の格好とは」
という話になり、これ、結構いろいろあったのである。

私、じいさんのGパンは何とか許せるが
ばあさんのジーンズはちょっと許せない。
すっごくかっこよく着ておられる老婦人もおられるが
そのような方に出会うのは稀です。
そんな私も家ではジーンズであり、
歩く範囲の行動圏では「許してばばあのジーンズ姿」
と思って出かけてる。
チュニックという腰まで隠す服があるが
それを着ているにもかかわらず
腰も隠さないジャケットを着ている姿も許せない。

皆様、まぁ出るわ出るわ。
ご主人が真っ白のズボンを買ってきて
「体操のお兄さんにしか見えない、やめて」
(体操のお兄さんというか体操の選手かと)
と即、捨てさせたと言った友人。
他におじいさんの半ズボンという人もいた。
男のタンクトップというのもありましたな。
私はもう1つ、ジャージやスウェットでの外出。
私のエリアの中学生は皆ジャージで登下校しているが
これがどうしても許せないっ!!
制服があるだろに。制服はどうしたんだっ!。
こんなだからだらしがなくなるのだっ!と思うのである。
ジャージ通学の言い訳(理由でなく言い訳っ!)
はいくらでもあるだろうが、
汚さないように気をつけること、
立ち居振る舞いに気をつけること、
もちろん大切に服を着ることなど制服から学ぶことは多かった。
靴のかかとはつぶしてはかないとかもある。
さてさて、小うるさい内容でしたが
皆様はどんなこだわりをお持ちでしょうかぁ。

2025/10/27

秋田へ行きました

先週は秋田へ行ってまいりました。
協会の理事でもある秋田のマンドリニスト平さんから
「温泉に入りにいらして~」とお声をかけて頂き
「行く~、行く~」となり
鳥海山の高原にあるペンションでコンサートがあるから
ご一緒に演奏もいたしましょうとなりまして。

「秋田に行く」と10人の人に言えば10人すべてが、
「クマに気をつけて」となりますね、今。
秋田駅に迎えに来てくださった平さんに会って即言いましたら
「山は大丈夫。クマいません。
 山に食べるものがないから里に下りてるの」
そっかぁ。すんなり納得。

昼過ぎに秋田に到着してすぐに山に連れて行ってくださった。
見事な紅葉でした。山全体が紅葉していましたよ。
鳥海山の7合目あたりの秡川(はらいがわ)。
このまま紅葉にダイブできそうでした。
温泉も入りたかったが滝があるというのでそちらに連れて行っていただいた。
               法体の滝
滝の音ってずっと聞いていられます。ずっと見ていられます。

翌日は鳥海山高原のペンション「駒の王子」で
平さんとギタリストの神原順一さんのデュオコンサートがあり
そちらへ私も友情出演というかたちで平さんと弾かせていただいたよ。

こちらに書きつくせないくらいお世話になりました。
お友だちのところへお泊りするなんて何十年振り?でしたし
想定外の心に残るものもいろいろありました。
先ほどの紅葉、絨毯のように視界全体が紅葉は初めてだと思う。
ダリアの花。平さんが玄関にウェルカムフラワーとして
このように飾ってくださっていて、
失礼ながら「ほんもの?」と近寄ったくらい美しく
それならと近くにダリア園があるというので連れて行ってくださった。
ダリア園入口に敷き詰められていたよ。
来年はうちの庭にもダリアを植えたいと強く思った。
ジャングルのような我が家の庭のどこにそんなスペースが?

おまけをふたつ。
ペンション泊翌日の朝、近くの土田牧場のヤギさん。

秋田駅近くの民俗芸能伝承館で
小さな竿燈を持たせてもらったよ

後ろにあるのが本来の大きさの竿燈
これが操れるなんてすごいこってす。
中の明かりは蠟燭ですぜ、消えないように、燃やさないように…
あっ、もちろん2つの温泉へ連れて行っていただきました。
そう、温泉に入りにおいで~の旅でしたが、
温泉以上の体験をさせていただいた秋田でした。
本当にどうもありがとうございました。
あらためて御礼申しあげます。

2025/10/26

コンクール日に私を襲った災難

あわただしかった10月ももうじき終わります。
ようやく気持ちのゆとりができましたわ。
10月12日に開催した「第43回スペインギター音楽コンクール」
結果などは協会のホームページや多くの方々のSNSをご覧くださいね。
立場上、コンクール当日はもちろん、その前後の日々、
仕事量もかなりあるので時間も気持ちもタイトです。
さて、そんな私を襲った災難がございまして。

コンクール当日、あれは本選が始まった15時半前後。
誰もいない受付で一人、モニター前のソファに座り
本選の模様を見ていたのだが突然お尻が痛くなってきた。
正確にいうと肛門がだんだん痛くなってきたのだ。
(うっ、痛い・・・なんだろう? あぁだんだん痛くなる~)
深夜に帰宅しシャワー時にお尻を触ると
ぷっくりとした腫れ物があるではないか。
調べると「血栓性外痔核」まさにこれであった。
血豆らしいです。

毎朝快食快便の私としてはかなりなショックであった。
こんなのがあるので翌日の排便が怖かったのだが、
つまりもしも切れたらすごい出血になるのではないか
そうなったらもっと痛いのではないかとかね。
トイレが怖くてかえって便秘になるのではとさえ思った。
最初の2日くらいは椅子に座るのもちょっと辛く…
そのうち痛みは弱くなるも腫れは小さくならず。
10日近くたってようやく小さくなったか。

というわけで、相変わらずギターとはま~ったく関係ない
しかもお尻の話でスミマセン。

2025/09/29

詐欺電話の補足

「どうやら詐欺電話」の補足です。
結局電話をかけてくる側はふたり。
信託銀行と名乗る人、そしてギフト(?)側の人。
最初の日は「(ギフトの電話は)後日ご連絡が行く」と。
そして後日、一旦信託銀行の人、
そしてほぼ間髪入れずにギフトの人から電話が入った。
ここ、ポイントかと思います。
立て続けに電話して、考えるすきを与えないのは
詐欺電話によくあるやり方と聞いたことがある。 

ついでに。
電話番号を教えてくれというとすんなり教えてきた。
「何分後に電話くれますか?」だって。
とろい・・・。
あとでネットで番号検索したら登録のない番号だった。


2025/09/27

どうやら詐欺電話 2

2023年7月に「どうやら詐欺電話」を書きましたが
今回は今週あった詐欺電話、横浜市民限定版!?
(既に警察には報告済み)

固定電話に「〇〇様のお宅ですか?」とうちの苗字。
「み〇〇信託銀行」と名乗る男性、曰く
「この度味〇素が横浜市内に新工場を建てるにあたり
 横浜市の方に定期預託券を発行するのですがその権利がございます。」
ここで社債のようなものか?と頭によぎる。
 「お求めにならない場合はその権利を他へお譲りすることになります。
 譲った方にも御礼として(とか感謝としてとか、そういった類のことを言った)
 ギフト(だったかプレゼントだったか)がありますが
 その手続きが必要で、その件は後日またその担当から電話があります」
というようなものであった。

先週あたりから来月開催のコンクール準備でいろいろ忙しく
煩わしいし、わけが分からないので、とにかく
「そうですか。定期なんちゃらはいらない、誰かに譲るのは構わない」
と返事をしてその日は終了した。
とにかくわけわからないが、詐欺電話ではなかろうかネット検索。
しかしこれに似たような話は一切出てこなかった。

で、1~2日後予告通りに電話がかかってきた。
どういったやりとりをしたかはここには書かないが
強硬に拒絶したので一切金銭的被害にはあっていない。
しかしこれはかなりの人がひっかかるのではないかと思った。
脅されるような詐欺電話でなく(現在多いのは携帯の未払とか
免許証が偽造されているとか、あなたも犯罪に加担してることになるとか)、
むしろおいしい話を2段階用意。
権利がある、それを人に譲っても何かもらえる。
そのように誘導して個人情報を聞き出すのだろう。

翌日直接警察署に出向いて報告しておいた。
私が住んでいる戸塚区は横浜市の中でも詐欺被害額が多い。
私の話をメモしながら聴いていた方がおっしゃっていた。
とにかく処理しきれないくらいの件数で
しかも拠点が海外だからにっちもさっちも・・・らしい。
「このような電話があったということを
 ご近所の方にもお話しておいてください」
と最後に言われたよ。

今回相手は「横浜市の方に」と言ってきている。
定期預託券なるものは正式にはないみたいだ。
忙しいのでこれ以上この件について追いかけるつもりはない。
戸塚警察署の方はこの手口は初めてとのこと。
とにかく新しい口上の詐欺ストーリー、お気をつけて。

2025/09/20

萩が咲きました

庭の萩(白色)が咲き始めました。
先日出かけようとしたところ
家の前でご近所さんにお目にかかったので
いつものように「こんにちは」と挨拶をしたら
「萩が咲いたので」とスマホをかざし
「毎年定点観測しているんだ」とおっしゃった。
ちょっとびっくりした。
そもそもこの日の萩は本当に咲き始めたばかりで
かなりその目で見ないと開花していることに気が付かない。
こうして数日経つと萩はご存知のようにすぐ散るので
私などは咲いたことより散ったことで萩の開花を知る・・・
みたいなところがあるから、
この咲きはじめたばかりがわかるのは「毎年定点観測」
してくださっているからで、それは本当のことだと思う。
「いつも楽しみなんだ。萩といい、この果物の花といい」
(メスレのこと。写真では萩の奥に見える木。
 この方は夫から聞いたメスレの思い出話も
 きっちりと覚えていらして、これにも驚いた)

そういえば春にも通りかかったご婦人から
梅の花の写真を撮らせてほしいと言われた。
庭には紅梅と白梅と隣同士に植わっているので
一枚に二色の梅が納まるからそれが撮りたいと。

我が家の庭は写真でわかるように
道路より高い位置にありフェンスなどがなく、
しかもいろんなのが植わっていてジャングルである。
この狭い庭でしゃがんで草むしりをしていて
奥へ奥へと進んで行ったら戻れなくなり
あわや遭難!! ウソだろ! と思ったことさえある、
本当にジャングルなのだ。

夫にこのご近所さんとのことを話したら
「うちのように庭木がある家って少ないのじゃないかな。
 垣根がある家はあっても」
そうかぁとウン十年とな~んにも考えないで
これらの老木となってきた庭木と生活してきたな。

ジャングルだろうが、メスレ収穫が大変だろうが、
梅仕事が大変だろうが、道路掃除が大変だろうが、
毛虫が大変だろうが、剪定が大変だろうが、
これらの木々はご近所さんを喜ばせている
なんだかありがたい庭木たちであることを知った日であった。
一緒に年をとってきたけれど、お互いもうちっとがんばるかね。