コンクールホールとの打ち合わせに行きました。
当日のオケの皆様にお出しするお弁当のことで
皆様もご存知の老舗有名店のお弁当を考えているのだが
以前電話で相談し、直近でホールまで行くのでお寄りしたいと告げた。
会場となるミレニアムホールは浅草、
合羽橋商店街のはずれに位置している。
その老舗店のお弁当部門の事務所はそのすぐそばで
合羽橋商店街と国際通りの間にある。
すぐそばとはいえ、始めていくところ。
時間もなかったので、そろそろこのあたりというところで
ちょうど外を片付けていらした年配の女性がいらしたので
事務所の場所を尋ねた。
「そこの路地を入って突き当たるから
左曲がったらすぐその左手にありますよ」
「ありがとうございます」
と答えながらご婦人が指さす方向を見るのだが路地がわからない
「あのぉ、路地って?」
「そこの路地」と先ほどと同じ方向を指さす。
「路地って、あのグレーの壁のところ?
あそこが路地ですか?」
「そう、その路地」
グレーの壁のおうちの脇に何となく空間がある。
路地というのはこういうものなのだという路地だ。
まさに路地であり御礼を言いながら
「もう一度指さして教えていただかなければわかりませんでした」
と思わず言ってしまったくらいだ。
その後、大きなビニール袋を買おうと合羽橋商店街へ戻る。
このエリアだから大きなごみ袋は絶対にあるはず。
消耗品らしきものをあつかう商店に入り尋ねたが
その店ではビニール袋は扱っていなかった。
「どこに売っています?」と尋ねると
「信号渡って右に歩くとある○○商店さん」と即答。
うん、なんだかこの日はこのお二人に会っただけで幸せだった。
いいな、浅草。いいな、下町。いいな、人情。
大好き合羽橋!!
はっはっは、私はこんなことでも幸せに思えるのだった。
まったくもっておめでたい。
あっところでミレニアムホールがあるのは
台東区生涯学習センターなのですが、
そこの1階には図書館のとなりに
「池波正太郎記念文庫」が併設されています。
今年は生誕100周年ということを知りました。
入り口には顔出しパネルがありましたよん。
おまさ、鬼平、秋山小兵衛の3つ。
あっ、どうでもいい?
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