『メトロポリタン美術館展』行きました?
コロナ禍で良かったことは入場制限があり
以前のように混雑の中で鑑賞することなく
じ~っくり、ゆ~っくり鑑賞できることだ。
子どものころから絵を見るのが大好きだった。
家には重たい重たい美術全集があり
それを本棚から引っ張り出して毎日のように眺めていた。
その全集は国ごとになっていて
更に美術館ごと章になっていた。
たとえばフランスだと最初の章がルーブルで、とか
イギリスならナショナルギャラリーで、という感じ。
もっぱら洋画ばかりの幼少期でしたな。
いい大人になってから浮世絵など日本画が面白くなる。
NHK Eテレの『浮世絵EDO-LIFE』も欠かさない。
先日は名古屋の徳川美術館と彦根城博物館に行きました。
徳川で『広重の旅風景』というのをやっていたのです。
名古屋に行くにあたりいろいろググっていたら、
前々から見たかった彦根城博物館の『彦根屏風』も
この時期公開していることを知る。
というわけで一泊で名古屋・彦根の強行旅。
彦根屏風は作者不明の江戸初期の風俗図、
京都の遊里を描いたものとされ、国宝だそうです。
当時の髪型や着物にどんな流行があったかなど
私はまったくわからないのだが
目にした資料などから、
例えば遊女が男性の髷を結ってるとか
ポーズをとってるかぶき者といわれる兄ちゃんがいるとか。
犬、しかも洋犬を飼うことが流行ったとか。
まぁ見ていて面白いのなんの。
で、メトロポリタンに戻りますが
今回の一押し作品になっている『女占い師』
私はその絵にくぎ付けになったのですが
描かれているそれぞれの衣装のリアルなこと。
その質感が指先に触れたみたいにわかるのでした。
それが『彦根屏風』のほんの数ミリ数センチの着物でも
描かれており、まぁびっくりしてしまった。
絞り柄の凹凸が手に触れずともわかる。
メトロポリタンはもう2か月以上も前に行ったのだけれど
彦根屏風見ていたら急に『女占い師』思い出した。
彦根城ももちろん行きましたよ。
いやぁ、大変でした・・・
また書きます。
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