もしかしたら豆好きと言えるかもしれない。
冷凍庫や冷蔵庫に多いときは
大豆、小豆、大福豆、ひたし豆、赤えんどう豆
が備蓄されている。
築地市場があったころは年に2回は築地に行っていて
そのたびに場外にある山本商店で豆を買っていた。
年に2回でも大好きな築地通いがなくなり
それでもたまにそっち方向に行くことがあれば
寄ったりもするが頻度は減った。
昨年11月のはじめに久しぶりに買いに行った。
大豆と大福豆が買いたかったのだ。
大福豆を所望すると
「もう1週間もしないうちに新豆になるよ」
とおっしゃる。
いろいろ話をしていると「どこから来たの?」
「電車賃もかかるのだから、電話一本くれれば送りますよ」
とおっしゃってくださる。
私がここに買いに行くのはここに来たいから行くのだ。
あれっ、日本語おかしいかしら?
升で量って紙の袋に入れてくれて、
よった紙の紐でその袋を閉じてくれるから。
これが見たくて、この包装で買えるから。
家へ帰れば即、ZIPLOCの袋に入れてしまうのに
それでもこの一瞬の買い方がしたくて
築地まで買いに行くのである。
先日テレビをつけたら所ジョージが
「すいかはカットされたのじゃなくて 大きいまま、丸ごと買うの。
重いなってその重さを感じるの。
切ってその音を聞くことが大切よ。
で、大きいけれど冷やさなきゃって
冷蔵庫に入れようとすることで次は冷蔵庫が整うの」
という話をしていた。
欲を持たないで、目の前にあることを
ひとつひとつやっていくことで多くのことが
「整う」っていう話をしていたのだけれど
イイこと言うなと思って聞いていた。
便利とか時短も良いのだけれど
日常にはなんとなくの付加価値があって
それを求めてと自ずと行動しているかもしれない。
築地はね、角に削り節屋さんあって
そこからの香りを楽しむというのも
大切な築地訪問の目的のひとつ!
あの香りで癒される~
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