翌朝チェックアウトしオープン準備の浴場を覗くと
5~6足の靴が見えるので中へ入ってみた。
思い切って「Kさん、U○○さん、いらしてますか?」
と伺ってみた。「U○○? 今日は来ないな」
一応私が何者かをお話すると
「今電話して呼び出してみっからよ」
「いえいえ、お忙しい役所の方にいくらなんでも」
「いいんだ。田舎の役所なんて忙しくないからよ」
とおっしゃるも、その方はどうも役所の方でなかったらしく
というのは、そのうち本当に役所、あっ役場ですね。
役場の方がいらしてその方が電話してくださった。
「K、すぐ来ますからって」と役場の方。
「中に入って待ってて。中見ていき」と先出のおじさん。
「えっ? いいんですか?」
お風呂場からはヒバの良い香りがする。
そのうち「写真いいですか? アップしないから」
「うん、うん、しないで」
(おじさんアップが何かわかっていたか疑問)
というわけで12月に入ってからブログにしたのはそのため。
ちょうどお湯がチョロチョロと入れられ始めた。なんだか旧知の友だちのようであった。
いろいろお話したが「今度いらしたら山案内しますよ」
と言われたのが一番うれしかった。
彼を呼び出す電話をかけてくださった役場の方が
この新しい浴場を手掛けた方で
私の素朴な疑問にこたえてくださった。
写真にはおさめなかったが、ここには食堂も併設され
そこのテーブルはすばらしいヒバの一枚板。
私はずっと車で走ってきて
(ヒバが特産というけれど、どこにヒバ?)
とずっと思っていたのだ。そう話すと
「奥薬研に実験林があるからそこを見ると良いですよ」
これから奥薬研の温泉に行こうとしていたので寄ることにした。
ヒバ 葉っぱがかわいい。
伺ったご説明がわかりやすかった。
「常緑樹は松・杉・ヒバ。松の葉は…」なるほど。これで理解。
「松も杉もわかります。そうでないのがヒバということですね」
この後だ~れもいない無料の露天風呂かっぱの湯に入る。
奥に置かれているのがかっぱさん。
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