2019/09/23

クレヨン 気持ちよかった

使っていないクレヨンがありまして
小学生の生徒さんにもらってもらおうと思って
テーブルに用意しておいた。
レッスンが終わって二人に(姉妹でレッスンにきている)
「クレヨンなんて使う?」と聞きながら
オレンジ色のクレヨンを何となく手にして
メモ用紙にナミナミ~~と書いてみた。

うわっ、気持ちいいっ!

何十年ぶりかで私はクレヨンで線を描いたのだった。
紙の上をオイリーなクレヨンがすべる感じ
なんと気持ち良いことか!

別になんだってわけではありません。
ただそのことだけが書きたかっただけです。
あれから2日経ちますが、忘れられません。

二人を相手に気持ちいいを連発。
「わかる?」の問いに首をかしげる小学生。
わかんないかぁ、そうかぁ。
(茶色とか青も描いてみたいけれど
 オレンジがすべりよかったです、どうしてかな?)

2019/09/17

あぁ、こわかった。

ホームセンターに車で行った駐車場での出来事。
見つけた空きスペースの左となりに
大きなハイエース(?)が頭から突っ込んだ形で駐車されていた。
日本では駐車するときバックで駐車するのがほとんどだが
その車は頭から突っ込んだ状態で駐車されていて、
そのお尻の部分はこちらが留めようとするスペースに
かなり引っかかって駐車されていた。こんな留め方だから
『この車の人、急いでいたのかなあ、まっすぐにしないで…
 ここはホームセンターだから、これからどこか作業に行くのに
 何か材料が足りなくて大急ぎで買いに来たのかな』
とすぐに想像した。

マチ子は小さいから駐車するスペースとして十分だが
駐車するのはやりづらく、
夫はまず右となりの車ぎりぎりに寄りながらバック
それから2~3回切り返し、左右のスペースを確保。
さらにもしその斜め車が私たちの買い物中に戻って出ようとしたとき
マチ子に当たったらいけないからと思い、
う~んと奥へさげて駐車しておいた。

ちょっと長めの木材を買いに来た私たちは
買ったその木材をいったん車に載せようと戻ったとき
杖をついてゆ~っくりと歩くかなりの年配の男性が
そのハイエースとさらに向こうの車の間に入った。
その時点で私は『2台隣の車の人』と思ったのだ。
おみ足もよくないからまさかこの人が
2台隣の普通車であれ、ましてはそのハイエースであれ
運転手とはちっとも考えられなかった。

それがなんと! この杖をついて引きずるように歩くその老人が
そのどでかいハイエースの運転者であったのだ!
助手席のドアにはその細君であろう老婦人もやってきた。

私たちはいったん荷物を載せてから
また買い物に出ようと思っていたがそれどころでない。
このおじいさんが問題なく(?)バックできるとはとても思えなかった。
夫は「では車に乗っていよう」というが
二人で出庫しないで乗っているのは不自然だから
夫だけに乗っていてもらい、
私はまだ乗車してない細君に聞こえるように
「私、ちょっとおさかな見てくるので
 (ホームセンターに併設してスーパーがあるので)
乗って待っていてくれますか」
と大きな声で告げた。

数分後にさかな売り場にやってきた夫に聞くと
外で奥さんが誘導し、ぶつかりそうになるとその都度車をたたいて
何度も何度も切り返しをして出ていったという。
「(その通路を行こうとしている車で)渋滞しちゃっていたよ」
そうだろうなぁ。

そのご老人、きっとお仕事でその車が必要なのかもしれない。
しかしどうしたって大きすぎる。
しかも杖をついて歩く姿は、6月の池袋での事故を思い出させる。
このようなからだで運転するのは
アクセルとブレーキの踏み間違えだけでなく
とっさのことにも対応できないと思うし。
その車はボディにはめだってぶつけたような跡はなかったと思うが
それは夫が見ていたように
奥さんがいつも左右前後に立って
その都度車をどんどんとたたきながら
ぶつからないようにしているのだろう。

木材をいったん車に載せようとしたタイミングを
その老夫婦が出庫するのにあわせてくださった神様、
どうもありがとうございました。
とすぐに『神様の思し召し』と感謝した私でした。

2019/09/10

留萌ってところへ行ってました。

先週前回ブログにちょっと書きました叔父を連れて
叔父の故郷、北海道へ行ってきました。
当初は叔父と叔母、二人を連れていくつもりでしたが
出発1週間前に叔母が体調を崩したため、
叔父だけを連れてとなりました。
留萌という日本海側に面した市で
最近では冬期、北海道で暴風雪などあるとよく中継されます。

私は数えてみると5度目の留萌。
初めて行ったのは二十歳かそのちょっと前かというあたり。
40年弱前ってことでして、まだ留萌は栄えていました。
2月末の一番寒いころで、2階の窓の外には
1メートル以上あるつららがあったことを覚えています。
それから30代に2回(父を連れてと結婚直後夫と)
2002年の11月、留萌に初雪が降った日が前回ということで
17年ぶりの訪問となったわけです。
過疎化は20年前にはすでにかなり進んでいました。
そのときに親戚の叔母夫婦が話していたこと覚えています。
羽幌(留萌の先にある町)に刑務所誘致の話があると。
我々関東の人間には「えっ! 近くに刑務所?」と
まぁ歓迎される話にはならないと思うけれど
叔母も叔父もウェルカムであったので
大変びっくりしたのを今でも思いだしますわ。

今回訪れて、私はゆったりした時間の流れている留萌と
平坦でなく、丘に登っていくような傾斜地の風景が
6月に訪れたHiloの町みたいで気に入りました。
やはり時間的な速度ってすごく大事なと感じましたわ。
な~んも名所はないのだけれど
黄金岬から見る夕日というのが名物。
ちょっと雲になっちゃいましたけれど。

とにかく叔父は「夕日を見なければ。夕日の時間が」って言うので。