2019/05/03

時代は変わる 私はどう変わり

元号が平成から令和になりました。
連休どこへも出かけない私は、
家でテレビをつけている時間も長かったので
まるでゆく年くる年のようなテレビから流れる騒ぎに
“そんなに騒ぐことかなぁ”と感じつつ
今上天皇と同世代の私は
否応なしに3つの時代を生きることになるのだな
という程度の思いでその騒動の2日間を過ごした。

昭和63年8月で会社勤めをやめてギターの仕事を始める前、
こんな時期でもない限り時間をかけて旅はできないと思い
父を説得し9月に入ってすぐ、初めてバックパックで海外に行った。
その直後なのだろうか、昭和天皇がご病気になられた。
私はもちろんそんなことは全く知らないまま旅をしていて
どこの国だったか記憶にないが、
「Japanease?  How is Hirohito?」と言われて
“ヒロヒト? そんな知り合いいないなぁ。
  いやいや、だいたい初対面の外国人に私の何がわかるのか”
と、まるで「お父さん元気?」みたいに尋ねてきたその人に
「ヒロヒト 知りません 」と言ってしまった。
「あなたは自分の国のエンペラーも知らないのか」
と驚かれ、その時初めてご病気と知った。
翌年崩御され、元号が変わるというので兄と二人で予想した。
私は見事(?)「平」という漢字を当てた。
今回はアルファベットから考えて
「K」が来るかなと思ったけれど外れましたわね。
そうか「R」もだったか。

もともと元号には関心はない。いつも西暦使ってたし。
でも時代ということを考えるのには便利なものかもしれない。
まったくもってお子ちゃまだった昭和。
少しは成長したかなぁの平成。
といわけで年相応のまともなおばちゃん、
いえいえおばあちゃんになり、ひっそりと消えていきたい令和。
令和の次も生きるかもしれないか。

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