2022/01/16

豆を買う

もしかしたら豆好きと言えるかもしれない。
冷凍庫や冷蔵庫に多いときは
大豆、小豆、大福豆、ひたし豆、赤えんどう豆
が備蓄されている。
 
築地市場があったころは年に2回は築地に行っていて
そのたびに場外にある山本商店で豆を買っていた。
年に2回でも大好きな築地通いがなくなり
それでもたまにそっち方向に行くことがあれば
寄ったりもするが頻度は減った。

昨年11月のはじめに久しぶりに買いに行った。
大豆と大福豆が買いたかったのだ。
大福豆を所望すると
「もう1週間もしないうちに新豆になるよ」
とおっしゃる。
いろいろ話をしていると「どこから来たの?」
「電車賃もかかるのだから、電話一本くれれば送りますよ」
とおっしゃってくださる。

私がここに買いに行くのはここに来たいから行くのだ。
あれっ、日本語おかしいかしら?
升で量って紙の袋に入れてくれて、
よった紙の紐でその袋を閉じてくれるから。
これが見たくて、この包装で買えるから。
家へ帰れば即、ZIPLOCの袋に入れてしまうのに
それでもこの一瞬の買い方がしたくて
築地まで買いに行くのである。

先日テレビをつけたら所ジョージが
「すいかはカットされたのじゃなくて 大きいまま、丸ごと買うの。
 重いなってその重さを感じるの。
 切ってその音を聞くことが大切よ。
 で、大きいけれど冷やさなきゃって
 冷蔵庫に入れようとすることで次は冷蔵庫が整うの」
という話をしていた。
欲を持たないで、目の前にあることを
ひとつひとつやっていくことで多くのことが
「整う」っていう話をしていたのだけれど
イイこと言うなと思って聞いていた。

便利とか時短も良いのだけれど
日常にはなんとなくの付加価値があって
それを求めてと自ずと行動しているかもしれない。

築地はね、角に削り節屋さんあって
そこからの香りを楽しむというのも
大切な築地訪問の目的のひとつ!
あの香りで癒される~

2022/01/02

トラ・トラ・トラ

あけましておめでとうございます。
寒いですが快晴の元旦は気持ちがいいものです。
大掃除もせず、お節料理も作らずの我が家です。
暮れに整体の先生に、
「(おからだの状態は)まだまだですから
  食べることには十分注意を払うように」
と言われているのでがっつりいかない。
別段どこが悪いわけではないのですよ。
油断してガツガツ食べては、
からだの中の連絡網がよろしくないから
悪いほうへ転んでいくかもという警告です。

年末年始、必ずやることは裏の神社へ
31日にお礼参り、元旦にお年始参り。
富塚神社といいまして
戸塚という地名のルーツにもなっているとか。
とにかく裏なのですけれど住所は毎回言うので
ついつい
「裏に住んでますけれどね、戸塚区・・・」
と裏の住人であることを主張する前置きを言ってしまう。

神社で私が手を合わせるのは
裏の神社さんでも旅先の神社さんでもですが
何か具体的に願い事をするわけではない。
自分の姿勢を告げ、道を踏み外さないよう、
こういう行動ができる人間になるよう努めますので
きちんとお導きくださいというのが多い。

先月福岡に行ったと書いたが
伺った雷山千如寺大悲王院でお参りし
少額の喜捨してきたらこのようなものが送られてきました。
「寅・寅・寅」と三つ重ねることで
縁起が良いとされているのですって。

余談ですが、あの日雷山へ行ったのは
紅葉がきれいだというので伺ったの。
結果はちょっと遅かったのだけれど
大きなお寺さんで、重要文化財の十一面千手観音もあり
拝観料を納めて入ると住職様の案内があります。
それがえらく丁寧な案内、どんな質問もOKで、
しかも祈祷ももれなく付いてくる。
全てが終わって帰る段となったとき
なんだか400円の拝観料では申し訳なく感じ
ちょっと置いてきたわけです。
お寺の方からは
「では次の回のご祈祷のときに唱えさせていただきます」
と言われて(いえ、わざわざそんなことは)
と思ったのですがね。
というのも私が聞いていたときのご祈祷で
名前はもちろん住所番地まで唱えられてたので
(おっ、個人情報丸出し!!)
と思いながら聞いていたので
そんなことはしていただかなくともと思った次第です。
次の回で祈祷を聞かれた方は
「遠くの人だなぁ~」と思っただろうなぁ。
額買ってきて玄関に飾っておこう。